「ソーシャルワーク」に関する記事の一覧

居場所

コロナ禍のオンライン時代に考える「子どもの居場所」-子どもが本当に居たい場所や時代とは何かを見つめ直す

緊急事態宣言の解除に伴い、長かった休校が徐々に再開されつつあります。「学校が休校しても、学びの保障を」と、子どもの学びを止めないよう大人が試行錯誤をしていた中で、子どもたち自身は休校期間をどのように捉えていたのでしょうか。友達と会えなくて寂しかった子もいれば、逆にほっとしている子もいたかもしれません。「子育ち」の環境整備について、本記事を通して考えていきます。
居場所

「子どもの居場所づくり」をはじめる際に、まず考えて欲しいこと-大人がやりたいだけの活動にしない方法とは?

「子どもの貧困」への一つのアプローチとして、「無料塾・学習支援」「子ども食堂・生活支援」などの活動が注目を集め、「自分たちの地域でも、子どもの居場所作りにつながるような活動を始めたい!」という声があがってきています。しかし始める前に、本当に子どもが求めている活動になっているのか、大人がやりたいだけの活動になっていないか、立ち止まって考える必要があります。
アウトリーチ

福祉の届かない子どもや若者へのアウトリーチとは?(後編)-大切なのは、本人による問題解決のプロセスに寄りそうこと

新しい形の児童福祉のあり方について述べられている「子ども・若者が創るアウトリーチ~支援を前提としない新しい子ども家庭福祉」を出版された「NPO法人全国こども福祉センター」の荒井和樹さん。前編では、荒井和樹さんが若者たちへのアウトリーチをはじめるまでの経緯を伺いましたが、後編では、アウトリーチの目的や形態、実践に向けた留意点について伺いました。
アウトリーチ

福祉の届かない子どもや若者へのアウトリーチとは?(前編)-退学していった生徒が気になり、繁華街のフィールドワークへ

児童福祉法では、10代の中学生や高校生など、18歳未満を福祉の対象としていますが、様々な理由から家族や学校との関係が悪くなり、頼る先がなくなり、生活や仕事に苦慮している若者たちもいます。今回は、新しい形の児童福祉のあり方について述べられている「子ども・若者が創るアウトリーチ~支援を前提としない新しい子ども家庭福祉」を出版された荒井和樹さんからお話をお伺いしました。
居場所

子どもにとって「地域のつながり」は、本当に必要なのか?-社会課題に対する「つながり」という万能薬の幻想

子どもが暮らす環境について議論する際、「居場所」「地域」「つながり」などのキーワードがよく聞かれると思います。これらは確かに必要な観点ではありますが、それに縛られすぎてしまい、課題にぶつかっている側面があることも現状です。子どもの目線や視点に立った時に、「つながる」ということが、本当に課題解決の万能薬なのでしょうか。
子どもの貧困

子どもが暮らす「まち」に働きかけるソーシャルワーク-子どものケアに留まらず、仕組みにアプローチしていくこと

「子どもの貧困対策法」の成立からもうすぐ5年が経過し、その間に「子どもの貧困を解決しよう!」と全国各地で様々な活動が生まれました。一方、支援が必要な子どもたちの数は少なくなく、対応が追い付いていない現状や、「自己責任」という考え方から先に進まない現状もあります。困っている子どもたちの状況を少しでも変えていくために、今後、どのようなアクションをとっていくべきなのでしょうか?
アウトリーチ

積極的な「アウトリーチ」で、非行を未然に防ぐ取組みとは?-被害者・加害者のどちらも生み出さないために

「アウトリーチ」は、本来支援を必要とする人を見つけ、支援が届かない人にもそれを届ける方法で、より積極的な支援と言えるでしょう。「非行防止」という点においては、子どもが抱えている問題を早期発見し、被害者・加害者の双方を生み出すことを防ぐことにつながる、と言われています。非行防止における、「アウトリーチ」の取り組みの現状と課題について、お伝えしていきます。
悩み相談

誰にも言えない悩みを抱えた10代のための支援情報サイト 「Mex(ミークス)」全国版がオープン!

虐待や育児放棄など深刻な状況に置かれている子どもたちは、支援を受けたくても情報が得られなかったり、膨大な情報の中から適切な情報を得ていくことが困難であると言えます。そんな子どもたちを、適切な支援機関とつなげていくためのサイトとして開設された「Mex」が、全国版としてリニューアルオープンされました。この「Mex」が担っている役割と、今後の課題について、考えていきたいと思います。
高校中退

熱心な先生であるほど忙しい。子ども・若者のサポートは学校を超えた「地域連携」が重要(白水崇真子)

ビッグイシュー・オンライン編集部より:2014年12月14日(日)、東京・新宿の損害保険ジャパン日本興亜本社ビルにて、「若者政策提案書・案」の発表シンポジウムが開催され、若者支援団体のスタッフや若者問題に関心を寄せる方など、100人以上が集まりました。本記事では白水崇真子さんによる講演の内容をご紹介いたします。
居場所

日本は何でも「親任せ」。国が子どもを育てていない。子ども・若者が困窮しない社会を作るために、何が必要なのか

ビッグイシュー・オンライン編集部より:2014年12月14日(日)、東京・新宿の損害保険ジャパン日本興亜本社ビルにて、「若者政策提案書・案」の発表シンポジウムが開催され、若者支援団体のスタッフや若者問題に関心を寄せる方など、100人以上が集まりました。本記事では当日の様子を一部紹介します。