「毛受芳高」に関する記事の一覧

学校教育

なぜ、日本の教育改革は遅々として進まないのか?-変化の激しい時代にいつまでも時代遅れの教育が続く理由

教育は、農業や林業のようなもの。政治から一定の距離をおき、一度決めたら変わりにくくするための仕組みが組み込まれています。その仕組みは地方では教育委員会制度であり、国においては中央教育審議会(以下、中教審)です。しかしこの中教審は、日本の教育の方針を決める重要な審議会であるにも関わらず、その位置づけや中身はあまり知られていません。どのような仕組みになっているのでしょうか。
災害・復興支援

「復興」という特別な予算が見え難くさせるもの-本質的な課題を歪ませる「復興予算」の現実

東日本大震災のあまりの被害の大きさに、社会全体はショックを受けました。そして、政府も企業も、「今は復興に日本全体が協力して取り組もう」ということになり、政府、自治体、そして、企業の予算も被災地の「復興」にむけて流れていきました。被災地に復興予算をつけることが問題だというわけではありませんが、「復興予算」という冠つけることで、2つの歪みが発生すると考えます。
教育格差

「経済・希望格差を超えるための教育環境」の作り方-若者一人を無業者にすれば、最低4,600万円以上の損失!

小中学校は、義務教育なのでどんな経済状況でも就学援助があり学校に行けます。しかし高校になれば、親がリストラや倒産などで経済状況が困窮すると、高校を辞めざるをえなくなったり、その後の進学を諦めなければならない状況になります。どんな状況におかれた子どもにも、自分の人生に主体的、前向きになれる出会いや達成経験などが生まれる、「格差を超えるための教育環境」をつくることが急務です。
就職・就労

日本の若者の不安定就労問題が深刻化し続ける理由-場当たり的な「就労対策」ばかりでは未来はない

内閣府発行の『子ども・若者白書平成25年版(平成25年6月)』によると、平成25年3月卒業者のうち、高校卒業者の4.9%、大学卒業者の15.5%は進学も就職もしていません。平成21年3月卒業者では、中学校卒業者の64.2%、高校卒業者の35.7%、大学卒業者の28.8%が就職後3年以内の離職しています。政府は、若者の就労問題を解決するための何らかの対策を講じる必要性があります。
イベント・プログラム

【イベント】これからの社会を担う子どもの教育とお金のあり方とは?「チャンス・フォー・チルドレン」設立2周年記念フォーラム

2013年6月29日(土)13時30分~16時30分に日本財団ビルで行う「これからの社会を担う子どもの教育とお金のあり方とは?「チャンス・フォー・チルドレン」設立2周年記念フォーラム」のイベント案内です。