「三宅正太」に関する記事の一覧

居場所

コロナ禍のオンライン時代に考える「子どもの居場所」-子どもが本当に居たい場所や時代とは何かを見つめ直す

緊急事態宣言の解除に伴い、長かった休校が徐々に再開されつつあります。「学校が休校しても、学びの保障を」と、子どもの学びを止めないよう大人が試行錯誤をしていた中で、子どもたち自身は休校期間をどのように捉えていたのでしょうか。友達と会えなくて寂しかった子もいれば、逆にほっとしている子もいたかもしれません。「子育ち」の環境整備について、本記事を通して考えていきます。
居場所

子どもにとって「地域のつながり」は、本当に必要なのか?-社会課題に対する「つながり」という万能薬の幻想

子どもが暮らす環境について議論する際、「居場所」「地域」「つながり」などのキーワードがよく聞かれると思います。これらは確かに必要な観点ではありますが、それに縛られすぎてしまい、課題にぶつかっている側面があることも現状です。子どもの目線や視点に立った時に、「つながる」ということが、本当に課題解決の万能薬なのでしょうか。
こども食堂

「子どもの貧困」の支援者が抱える3つの悩み-本当に届けたい子ども、地域の連携、資金調達の違和感

「子どもの貧困」という課題についての認知が少しずつ進み、2019年には「子どもの貧困対策法」の大綱見直しが控えています。一方で、「子どもの貧困」という言葉が広がった今だからこそ、社会の反応や支援者が語るその言葉に疑問を持つことがあります。本記事では、支援者の多くが抱えている悩みと、より深く考えていくための問いを投げかけたいと思います。
こども食堂

善意の「子ども食堂」で傷つけられる子どもたち-悪意のない「無理解」と押し付けられる「正しさ」

全国的に広がりを見せる「子ども食堂」。子どもの貧困の実態などが多くメディアで取り上げられ、世間の関心は高まってきています。一方で、子ども食堂が子どもにとってどんな場所であるのか、子どもや保護者はどのような心情であるのか、などについての理解が追いつかず、悪意なく傷つけてしまう場面も見られます。「子どものため」の場として、子ども食堂はどのような場であるべきなのでしょうか。
こども食堂

「子ども食堂」は、「おとな食堂」になっていないか?-大人の理想と都合で開店して閉店!子どもの声なき声に耳を傾けて!

「子ども食堂」はメディアでも多数取り上げられ、全国的な広がりを見せています。子どもの貧困問題について自ら行動を起こす人が増えたことは、問題解決にとって大きな一歩ですが、人手や財源、場所などが継続して確保できず、閉店してしまう子ども食堂も出始めています。果たしてその現状は、貧困状態にある子どものためになっているのでしょうか?今の「子ども食堂」についての問題提起です。