「毛受芳高」に関する記事の一覧

中等教育

なぜ、高校生のアルバイトは校則で禁止されているのか?-世界では異常?キャリア教育とも矛盾するアルバイト禁止

日本の多くの高校では、生徒のアルバイトが禁止されています。許可制であっても「経済的な理由」がなければ認められない場合も多く、特に偏差値が高い進学校になればなるほど、その禁止される割合が増える傾向にあります。高校でアルバイトを禁止する理由、アルバイト禁止の校則が引き起こす4つの問題について説明します。
政治・制度

安易な教育無償化の政策がもたらすデメリットとは?-若者間の不公平と社会の財政負担を増大させるリスク

第50回衆議院議員選挙では、主要な国政政党が教育無償化の政策について、具体的に言及しています。大学等の高等教育を無償化する政策は、高校の無償化とは違い、政策のコストとベネフィットのバランスを欠いています。本記事では、教育無償化のデメリットについて考え、若者間の不公平と社会の財政負担を増大させるリスクについて解説します。
キャリア教育・社会体験

「アプレンティスシップ」を日本へ導入する際のポイントとは?-働きながら学ぶ!古くて新しい人材育成の仕組み

アプレンティス(apprentice)は、「見習い」「訓練生」「徒弟」を意味します。アプレンティスシップは、現代版アプレンティスとして、デジタル技術や医療などの様々な分野の仕事にも使える人材育成制度で、2017年よりイギリス政府が主導して広げています。後編の記事では「アプレンティスシップ」を日本でどのように広げていけばよいかについて、日本のアプレンティスシップの歴史を踏まえ提案と実践例を紹介します。
キャリア教育・社会体験

若者の新たな進路の選択肢「アプレンティスシップ」とは?-世界で広がる!進学でも就職でもない第三の進路選択

アプレンティス(apprentice)は、「見習い」「訓練生」「徒弟」を意味します。アプレンティスシップは、現代版アプレンティスとして、デジタル技術や医療などの様々な分野の仕事にも使える人材育成制度で、2017年よりイギリス政府が主導して広げています。前編の記事では、若者の新たな進路の選択肢「アプレンティスシップ」についてご紹介します。
キャリア教育・社会体験

コロナ禍の学校でキャリア教育を省略するな!-教科学習に追い立てる過去の教育に戻してはならない

休校期間が明けた学校では、休校中の授業時数確保が最優先となり、土曜授業、長期休み日数の削減、学校行事の中止などが相次いでいます。その中で「キャリア教育」も中止の対象となりやすい学校内の活動の一つです。進級や卒業に必要な単位を考えると教科学習を優先せざるを得ない現状はありますが、「働くこと」や「生きること」について考えるキャリア教育は、「不要不急」なのでしょうか。
高等教育

大学無償化が高等教育の「毒まんじゅう」となる危険な理由-限られた「所得制限」と非合理的な「要件確認」がもたらす問題とは?

大学無償化法案が成立し、早くも2020年度の在学生から適用が始まります。この法案の成立は、生活困窮の子どもを支援する関係者にとっては、大きな希望の光となりました。一方で、急いで作られた法案でもあるため、注意深くこの法案や制度を理解していく必要があります。どのような点に注意を払えばよいか、起こりうるリスクを最小限にするにはどうすればよいか、本記事を通して紹介していきます。
就職・就労

時代遅れの高卒就職・採用を次世代型にアップデートせよ!-高卒から真のプロに育てるために必要な3つのこと

「子どもの貧困」問題の認知が進み、その対策としての学習支援事業は、全国に広がりを見せるようになった一方、「大学に進学しないと貧困から脱出できない」という論まで散見されるようになりました。以前の記事では、「高卒プロフェッショナルキャリア」という新しい考え方をご紹介しましたが、この「高卒プロキャリア」を実現していくためには、高校教育において改善すべきポイントがいくつかあります。
就職・就労

高卒の本来の可能性に蓋をする高卒就職・採用の5つの問題点とは?-社会的ゴールデンエイジを活かす「高卒プロキャリア」

「子どもの貧困」問題の認知が進み、その対策としての学習支援事業は全国に広がりを見せるようになった一方、「大学に進学しないと貧困から脱出できない」という論まで散見されるようになりました。「大学進学=良い」「高卒=悪い」ではなく、メリットやデメリットを整理して進路指導を行うことが重要です。今回の記事では、高卒者の就職における問題や課題を整理していきます。
就職・就労

「大卒は高卒よりも生涯賃金が高い」というのはウソ!?-過度の「大卒信仰」でミスリードされる子どもの貧困対策

「子どもの貧困」問題の認知が進み、その対策としての学習支援事業は全国に広がりを見せるようになりました。一方、「大学に進学しないと貧困から脱出できない」という論まで散見されるようになりました。「大学進学=良い」「高卒=悪い」と決めつけるのではなく、それぞれのメリットやデメリットを整理しながら進路指導を行っていくことの重要性をお伝えします。
学習支援

無料塾の目標・成果を「学力向上」や「高校進学」にするな!-「社会的自立」を阻害する高校以降の三大リスクとは?

経済的な困難を抱える子どもに対しての支援の一つに「無料塾」があます。支援の輪が広がってきたことは大きな前進と言えますが、本来の目的からずれた状態で運営されている無料塾も存在します。「学力向上」や「高校進学」など、目先の成果を追い求めることで、「貧困からの脱出」という本来の目的を達成しかねないことにもつながります。「無料塾」がどうあるべきなのか、本記事を通して考えていきます。