給付・奨学金

経済的・社会的な理由でサッカーを諦めないで!子どもや若者に奨励金を給付!-2023年子どもサッカー新学期応援事業・アオアシ奨励金(ラブフットボール・ジャパン)募集

サッカー

子どもたちのサッカー環境改善に取り組んでいる特定非営利活動法人love.fútbol Japan(以下、ラブフットボール・ジャパン)は、日本国内で、経済的な貧困や社会的な理由でサッカーをしたくても諦めている、または続けることに悩んでいる子ども・若者を対象に、2023年1月16日(月)より2つの応援・支援事業の申請受付を開始しました。

1つ目は新学期を安心して迎えて2023年に大好きなサッカーを思いきり楽しみ続けられるように応援するプログラム「2023年子どもサッカー新学期応援事業」、2つ目は学費やサッカーの費用に使える奨励金を一人あたり20万円~30万円給付する「アオアシ奨励金」です。

申請はホームページのオンラインフォームからとなり、2023年2月15日(水)まで受け付けています。

<「2023年子どもサッカー新学期応援事業」の概要>

【対象者】
日本全国の、経済的または社会的な理由でサッカーをしたくても諦めている7歳以上〜20歳未満の子ども・若者。性別、国籍を問わない。
(例)
・家庭の経済的な理由で、サッカーを始めたいけど始めることができない子ども
・家庭の経済的な理由で、チームのユニフォームやウェア、スパイクなどの用具を購入することが難しい子ども
・ジェンダー格差や日本語ができない言語・人種格差など社会的な理由で、サッカーをする環境が制限されている子ども

【支援内容】
対象の子ども一人につき、以下3つの支援をおこないます。
・奨励金:サッカーに関わる費用として5万円の奨励金
・心のつながり:プロサッカー選手とのサッカー交流
・用具寄贈:ウェア、シューズなど
※申請の際に、希望する支援をご選択ください。複数選択可能です。
※奨励金は、返還の必要はありません。

【奨励金の用途】
サッカーに関わる費用として、入会金、月謝・部費、用具購入費、交通費、遠征・合宿費、医療費、食費。

【プロサッカー選手とのサッカー交流】
子ども複数人とプロサッカー選手と一緒にサッカーをしたり、話をしたりして、楽しく時間を過ごす交流プログラムです。時期は、4月以降の開催を予定しており、対象者と選手のスケジュールを調整の上、確定予定です。

※新型コロナウイルスの感染状況によって、オフラインでのサッカー交流ではなく、オンラインセッションへの変更等の可能性がございます。あらかじめご了承ください。

【申請期間】
2023年1月16日(月)~2023年2月15日(水)

申請に必要な書類や、応募方法などの詳細については、ラブフットボール・ジャパンのホームページ、募集要項をご確認ください。

<「アオアシ奨励金」の概要>

※「アオアシ奨励金」の受給者は、「子どもサッカー新学期応援事業」の奨励金5万円を重複して受給することはありません。

【実施期間】
2023年1月中旬〜2024年2月末(約1年間)。まずは1回のみ。

【内容】
日本で、経済的な貧困や社会格差によりサッカーを続けることが困難な子どもたち・家族を支え、子どもたちがサッカーを継続できるよう奨励金を給付する。

【対象者】
日本全国の、経済的または社会的な理由でサッカーをしたくても諦めている、続けることが困難な小学6年生〜高校3年生の男女(学年は2023年3月時点)。国籍問わない。

【定員】
最大10名

【奨励金給付額】
小学6年生〜中学2年生:一律20万円
中学3年生〜高校3年生:最大30万円(支給前に1年間の費用概算を提出いただきます)

【奨励金の用途】
学費およびサッカーにかかる費用(入会金、月謝・部費、用具購入費、公共交通機関の交通費、遠征費・合宿費、医療費、食費)

【申請期間】
2023年1月16日(月)〜2023年2月15日(水)

「アオアシ奨励金」を希望する方は、「子どもサッカー新学期応援事業」の申請に加えて、指定の「応募用紙」を郵送で提出いただく必要があります。申請に必要な書類や、応募方法などの詳細については、「アオアシ奨励金」のホームページ、募集要項をご確認ください。

ラブフットボール・ジャパンは、米国に本部を構え、世界各地で活動している国際NGO「love.fútbol」の日本支部となります。サッカーしたくてもできない子どもたちの環境を変えるため、世界中でコミュニティ型のサッカー・スポーツグラウンドづくりを通じた機会格差の解消と、グラウンドを拠点に教育、ジェンダー、治安等の地域課題解決に取り組んでいます。

Author:Eduwell Journal 編集部
本記事は、山田友紀子が担当。Eduwell Journalでは、子どもや若者の支援に関する様々な情報をご紹介しています。子どもや若者の支援に関する教育や福祉などの各分野の実践家・専門家が記者となり、それぞれの現場から見えるリアルな状況や専門的な知見をお伝えしています。

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