イベント・プログラム

【イベント】「少年事件・子どもの自殺・いじめ・不登校から考える」ソーシャルワーク講座・第16期

「少年事件・子どもの自殺・いじめ・不登校から考える」ソーシャルワーク講座・第16期

日本子どもソーシャルワーク協会では、多くの方に子どもや若者を取り巻く環境に関心を持ってもらうとともに、その支援のあり方についてより深くご理解いただく機会を提供するために、公開講座やシンポジウムを開催しています。本講座は、興味をお持ちの方であれば、どなたでもご参加いただけます。これから子どもや家族にかかわろうとしている方や、すでに現場でご活動されている皆さまのご参加をお待ちしています。1テーマから受講可能です。

▼テーマ①:「川崎市中1男子殺害事件、大阪寝屋川市男子女子殺害事件、岩手県矢巾町中2男子いじめ自殺」~『ある』の感覚が脆くなっている時代の中で~

日時:2016年1月23日(土) 12:30~14:30
講師:芹沢俊介 氏(思想家)
1942年生まれ。上智大学経済学部卒業。文芸・教育・家族など幅広い分野の評論活動を行っている。現代の家族や学校の切実な課題、子どもたちの問題を独自の視点で捉えている。主な著書に『引きこもるという情熱』、『「存在論的ひきこもり」論』『殺し殺されることの彼方』(雲母書房、高岡健氏との共著)『いじめが終わるとき』(言視舎)『母という暴力』(春秋社)『親殺し』(NTT出版)『「孤独」から考える秋葉原無差別殺傷事件』(高岡健氏との共著)、『家族という絆が断たれるとき』(批評社)『家族という意志』(岩波書店)『子どものための親子論』、『養育事典』(明石書店)がある。

▼テーマ②:「光市母子殺害事件等」~弁護士の立場からみえてくる少年事件と少年~

日時:2016年1月23日(土) 14:50~16:50
講師:安田好弘 氏(弁護士)
1947年生まれ。一橋大学法学部卒業。弁護士(第二東京弁護士会)。死刑廃止FORUM90メンバー・アムネスティ会員・日本弁護士連合会死刑執行停止法等実現実行委員会委員。「加害者もまた弱者である」との立場にたち、光市母子殺害事件、オウムサリン事件、新宿西口バス放火事件、山梨幼児誘拐殺人事件、道庁爆破事件、名古屋女子大生誘拐殺人事件など、数々の著名事件において犯人の弁護を担当。人権派弁護士として、一貫して死刑廃止を訴えている。主な著書に、『死刑弁護人 生きるという権利』(講談社+α文庫)がある。

▼テーマ ③:「子ども・若者を支援する人々へのメッセージ」~不登校・ひきこもり・少年事件等~

日時:2016年2月7日(日) 12:30~14:30
講師:寺出壽美子 氏(ソーシャルワーカー)
1947年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。教員、子どもの本屋店長、学習塾代表、児童養護施設施設長などを経て、現在、NPO法人日本子どもソーシャルワーク協会理事長。前東邦大学薬学部非常勤講師。虐待、いじめ、不登校・ひきこもり、家庭内暴力、少年事件など、多岐にわたる分野で、子どもと親への面接相談や支援に従事している。共著に『子ども・家庭・地域が変わる家庭訪問型子育て支援ハンドブック』(明石書店)、調査研究報告書に「東京・神奈川・埼玉のひとり親家庭ホームヘルプサービス事業に関する支援状況」「世田谷区における養育困難家庭の実態調査報告書」「ひきこもりという希望」がある。

▼テーマ④:「‘97 少年A事件と『絶歌』から学ぶべきこと」~酒鬼薔薇聖斗事件~ 
日時:2016年2月7日(日) 14:50~16:50

講師:高岡健 氏(児童精神科医)1953年生まれ。岐阜大学医学部卒業。現在、岐阜県立希望が丘こども医療福祉センター児童精神科部長・発達精神医学研究所長。日本児童青年精神医学会理事。「精神医療」編集委員。自閉症スペクトラムの臨床研究のほか、不登校・ひきこもりの臨床社会的研究、少年事件の精神鑑定を多く手がけている。主な著書に『少年事件 心は裁判でどう扱われるのか』、『精神鑑定とは何か』、『自閉症スペクトラム”ありのまま”の生活-自分らしく楽しく生きるために』(明石書店、小道モコ氏との共著)『発達障害という希望』(雲母書房、石川憲彦氏との共著)『精神現象を読み解くための10章』(批評社)がある。

▼各テーマの会場

場所:成城ホール4階 集会室(小田急線「成城学園前」駅下車 徒歩3分)

▼各テーマの参加費

一般:1講座3,800円、全4講座12,000円
学生割引(25歳未満)及び職場団体割引(5名以上):1講座1,800円、全4講座6,000円
学校団体割引(5名以上):1 講座1,700円、全4講座5,800円

▼各テーマの参加申込方法

①申込書のご送付
申込用紙をホームページよりダウンロードの上、メール・郵送・faxのいずれかでご送付ください。

fax宛先:03-3416-6994

メール宛先:swkoza@jcsw.jp

郵送宛先:〒157-0066 東京都世田谷区 成城 2丁目 29-12
特定非営利活動法人 日本子どもソーシャルワーク協会

②受講料のお振込み
申込書のご送付後、10日以内に受講料のお振込みをお願いいたします。お振込みを事務局にて確認させていただいた時点で、受付完了となります。

みずほ銀行 成城支店 普通 8045776
特定非営利活動法人日本子どもソーシャルワーク協会

Author:Eduwell Journal 編集部
本記事は、岩切準が担当。Eduwell Journalでは、子どもや若者の支援に関する様々な情報を毎月ご紹介しています。子どもや若者の支援に関する教育や福祉などの各分野の実践家・専門家が記者となり、それぞれの現場から見えるリアルな状況や専門的な知見をお伝えしています。
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