「山田友紀子」に関する記事の一覧

学校教員

広がらない学校教員の社会人採用・中途採用の現状-「学校」しか知らない先生ばかりで良いのか?

民間企業において「転職」は、自分のキャリアを形成していく上の一つの選択肢として、珍しいことではなくなっています。一方学校教育の中では、そのまま退職まで勤め上げる、という働き方が、まだ一般的である現状があります。「学校」しか知らない先生ばかりであることが、子どもにとって良いことなのでしょうか。「社会人採用」についてその現状や課題がどうなっているのか、お伝えしていきます。
ボランティア

学校教員・教師志望の大学生こそ学校外へ出よう!-学生時代から学級経営に必要な力を磨く方法とは?

学校教員や教師を目指している学生が、学校現場でボランティアをしている姿はよく見られます。大学側も推奨しており、学校現場を見ておくことは必要でしょう。しかし、新卒採用でも担任教諭を任されることが多い今、学校ボランティアのみでは、担任教諭として学級経営に必要な力を身に着ける経験が不足します。学級経営に必要な力とはどんな力で、どうすれば身に着けられるのでしょうか。
保育・幼児教育

元幼稚園教諭が教える!子どもが主役の幼稚園の選び方のポイント④-園へ見学に行く際に確認するべきこと

これまでの記事では、「自由遊び」の時間を十分確保しているかどうか、「行事」は子どもが主体的に取り組めるように、時間の余裕をもって組まれているか、「一学級の人数」は適切かどうか、という点についてお伝えしていきました。本記事では、実際に園に見学に行った時に確認するポイントをお伝えします。大切な幼児期を過ごす場所として適切かどうかを判断するためには、何をチェックすればよいのでしょうか?
保育・幼児教育

元幼稚園教諭が教える!子どもが主役の幼稚園の選び方のポイント③-幼稚園によって異なる一学級の子どもの人数

これまでの記事では、「自由遊び」の時間を十分確保しているかどうか、「行事」は子どもが主体的に取り組めるように、時間の余裕をもって組まれているか、という点についてお伝えしていきました。本記事では「一学級の人数」について考えていきます。一学級の人数は、法的な基準は定められているものの、自治体や園ごとに基準が異なっているのが現状であり、極端に人数が多い園も存在しています。
保育・幼児教育

元幼稚園教諭が教える!子どもが主役の幼稚園の選び方のポイント②-多すぎる行事が子どもと教師を圧迫する

先月号の記事では、「バス通園」か「徒歩通園」かという「利便性」ではなく、子どもを主役にして考えた時に、「自由遊び」の時間を、子どもが遊びこめるくらい保証しているかどうかがポイントであることをお伝えしました。本記事では「行事」の位置づけについて考えていきます。幼稚園の顔とも言える「行事」ですが、その行事は果たして子どもの成長発達にとって意味あるものになっているのでしょうか。
保育・幼児教育

元幼稚園教諭が教える!子どもが主役の幼稚園の選び方のポイント①-幼児教育で重要な「自由遊び」の時間

幼稚園を選ぶ時に、何を基準に選びますか?給食か弁当か、バスか徒歩かなど「利便性」で選ぶことはよくあると思います。しかし、その選び方は、本当に子どもが主役になっているのでしょうか。子どもにとって幼児期は、生涯の人格形成につながる大事な期間です。本記事では、子どもの成長発達の視点から考えた時の幼稚園選びのポイントを紹介していきます。
初等教育

子どもの運動能力を高めるために必要なこと(後編)-運動嫌いを生み、生活習慣病のリスクを高める体育や運動会

後編の記事では、学校教育の運動のあり方そのものを考えていきます。日本ではお馴染みの体育祭や運動会ですが、その中で勝敗を決めたり、順位を決めたりすることはどこまで必要なのでしょうか?日本においては、順位を決めることは比較的一般的ですが、他の国から見ると少々不思議に感じる部分もあるようです。運動の本来の目的とは何か、という所から、運動のあり方について考えていきます。
初等教育

子どもの運動能力を高めるために必要なこと(前編)-幼児期の苦手意識から運動嫌いに!一斉指導よりも自由遊び!

運動において「競うこと」や「勝ち負け」も、確かに楽しさの要素の一つではあると思いますが、勝敗や優劣を重視することで、運動そのものを嫌いになってしまっては、本末転倒です。自ら体を動かすことが楽しいと思えるようになるには、幼児期や学童期でどのような経験が必要なのでしょうか?様々なデータを用いながら、学校教育の運動のあり方について考えていきます。