給付・奨学金

能登半島地震で被災した小中高生に、塾や習い事、部活動等の費用として5万円を助成!-CFC「令和6年能登半島地震 緊急支援活動」募集

サッカー部の練習

教育格差の解消に取り組む公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(東京都墨田区/以下、CFC)は、「令和6年能登半島地震 緊急支援活動」(以下、本助成)の募集を2024年4月15日より開始しました。応募は、本助成のホームページからオンラインでの申し込みとなり、締切は5月31日までとなっています。

本助成では、令和6年能登半島地震で被災した小学生・中学生・高校生のいる子育て家庭に対して、1家庭あたり5万円を上限に、塾や習い事の受講料や月謝、部活動の用具購入費や遠征費など助成するとしています。

<対象>
次の①②のどちらにも当てはまる方を対象とします。

①「令和6年能登半島地震」で被災した小学校1年生から高校3年生の保護者であること
※2024年4月1日時点で20歳未満で、中学校卒業後に高校または高卒認定を受験する方、高校卒業後に進学や就職を目指す浪人生も対象に含みます。

②「令和6年能登半島地震」で次のいずれかの被害を受けていること
1.「住家全壊」または「住家半壊」
2.世帯の主たる生計維持者が「死亡」または「行方不明」
※主たる生計維持者とは、児童生徒の学費や生活費を負担する者を指し、原則父母がこれに当たります。

<定員>
260家庭
・寄付金の集まり状況により変動するため、定員は見込みの数です。

<助成額>
1家庭あたり5万円
・お子様の人数に関わらず、一律の金額となります。

<助成期間>
2024年6月24日(月)~2025年3月31日(月)
・2024年4月1日(月)以降に支払った受講料や月謝まで、さかのぼって助成することが可能です。
・教材・用具などについては、2024年1月1日(月)以降に購入したものの費用まで、さかのぼって助成することが可能です。

<助成範囲>
教科学習:家庭教師・通信教育・塾 等
スポーツ:サッカー教室・水泳教室 等
文化活動:ピアノ教室・音楽教室 等
体験活動:社会体験・キャンプ・野外活動 等
そのほか:プログラミング・フリースクール 等

<申込み締切>
2024年5月31日(金)
・締切までに罹災証明書の取得が困難な場合は、2024年6月28日(金)まで受け付けます。
・期限を過ぎた申込みは一切受け付けられませんのでご注意ください。

本助成・お申し込みの詳細については、以下のCFCの募集ページをご確認ください。

CFCは、被災した子どもたちからは、今後の学習に対する不安や部活動等の機会が奪われている等の切実な声が、協力団体を通じて寄せられているとしています。CFCでは過去にも、大規模災害により経済的困難を抱えた子どもたちに対する緊急支援活動を複数の地域で実施してきており、これまでの緊急支援活動により得た知見を活かし、協力団体等と連携しながら被災地域の子どもの学びや体験の機会を支えたいとしています。

Author:Eduwell Journal 編集部
本記事は、岩切準が担当。Eduwell Journalでは、子どもや若者の支援に関する様々な情報を毎月ご紹介しています。子どもや若者の支援に関する教育や福祉などの各分野の実践家・専門家が記者となり、それぞれの現場から見えるリアルな状況や専門的な知見をお伝えしています。
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