「学習支援」に関する記事の一覧

学習支援

無料学習支援の制度の狭間からこぼれ落ちる子どもたち-親の理解や手続きがないと行けないという暗黙の前提条件

昨今、「子どもの貧困」に注目が集まり、平成27年4月には「生活困窮者自立支援法」が施行され、施行後は全国各地の自治体において、学習支援事業の立ち上げがさらに加速しています。しかし、行政が実施している学習支援事業は、対象者が限定的、申し込みや事前の面談が必要…など、支援につながるための前提要件が必要となり、支援を必要としている子どもに届けることが難しい現状もあります。
高校中退

高校中退のひとり親の学び直しを支える-将来の選択肢を広げる!学び直しを阻むいくつものハードルとは?

様々な事情を抱えて「高校中退」という選択肢を取らざるを得なかった方の中には、一人親として子育てをしている方も存在します。高校生の妊娠や一人親になることへの見方は厳しく、退学させてしまう学校も存在しますが、突き放すことが本当に良いことなのでしょうか。「高校中退」をした方の、新たな「学び直し」を支えていくために必要な支援について、本記事を通して考えていきたいと思います。
学習支援

無料塾の目標・成果を「学力向上」や「高校進学」にするな!-「社会的自立」を阻害する高校以降の三大リスクとは?

経済的な困難を抱える子どもに対しての支援の一つに「無料塾」があます。支援の輪が広がってきたことは大きな前進と言えますが、本来の目的からずれた状態で運営されている無料塾も存在します。「学力向上」や「高校進学」など、目先の成果を追い求めることで、「貧困からの脱出」という本来の目的を達成しかねないことにもつながります。「無料塾」がどうあるべきなのか、本記事を通して考えていきます。
学習支援

子どもの貧困連鎖の問題は、単なる「無料塾」をいくら作っても不十分!-支援への依存を助長する危険性あり

現在、全国各地の自治体で、貧困家庭の子ども向けの「学習支援事業」の立ち上げが相次いでいます。2015年4月時点での調査によると、すでに300の自治体がこの学習支援事業をはじめているそうです。「無料塾」という実施形態に止まり、この貧困問題の複雑さを甘く見ていていると言わざるを得ません。本記事では問題提起の意味で、「単なる無料塾では不十分な理由」をまとめたいと思います。
就職・就労

「この社会は平等ではない」と生活保護世帯の高校生は語った。もう一度やり直せる教育システムを(青砥恭)

ビッグイシュー・オンライン編集部より:2014年12月14日(日)、東京・新宿の損害保険ジャパン日本興亜本社ビルにて、「若者政策提案書・案」の発表シンポジウムが開催され、若者支援団体のスタッフや若者問題に関心を寄せる方など、100人以上が集まりました。本記事は青砥恭委員による【学び】についてのご紹介です。