国内に関する記事

プレイワーク

子どもの好奇心に寄り添う「プレーリーダー」という仕事(前編)-子どもが自分で答えを見つけるための「余白」

子どもと関わる身近な仕事は、学校の先生が挙げられますが、それ以外にも子どもと関わる仕事はたくさんあります。その一つが「プレーリーダー」。子どもの遊びゴコロに火を付け、のびのびと遊ぶサポートを行ないます。「NPO法人あそびっこネットワーク」に勤務している寺元章恵さんにインタビューを行い、プレーリーダーとして働くことになった背景や、働く中で抱いている想いについて、お話を伺っていきました。
災害・復興支援

肩身の狭い思いをさせない!子どものための災害支援-「森のようちえん」や「プレーパーク」が支えたものとは?

地震や台風、大雨などの災害が発生した際、その場所で暮らしている子どもたちの気持ちや居場所の確保が、後回しになってしまうことがあります。学校、公園、児童館など、いつも過ごしていた場所が避難所などの場所になり、緊張状態で過ごす日々が続きます。そんな中、「森のようちえん」や「プレーパーク」が子どもたちの居場所として機能するように、避難所近くの緑地に設けた取り組みがあります。
教育格差

なぜ、教育支援にも効果の検証が必要なのか?-エビデンスだけで判断しようとすることは危険!

評価が適切に行われないまま「教育支援=良いこと」として受け止められることも多々ありますが、第三者評価・改善を行なうことは必要不可欠です。子どもの貧困・教育格差の課題解決のために「スタディクーポン」を提供する事業を行っている公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンでは、2014年度から第三者評価による効果検証を実施しており、2018年12月にその報告会が行われました。
こども食堂

「子どもの貧困」の支援者が抱える3つの悩み-本当に届けたい子ども、地域の連携、資金調達の違和感

「子どもの貧困」という課題についての認知が少しずつ進み、2019年には「子どもの貧困対策法」の大綱見直しが控えています。一方で、「子どもの貧困」という言葉が広がった今だからこそ、社会の反応や支援者が語るその言葉に疑問を持つことがあります。本記事では、支援者の多くが抱えている悩みと、より深く考えていくための問いを投げかけたいと思います。
ひとり親

婚姻歴のないひとり親にも寡婦控除の適用を-生きづらさを抱える未婚・非婚の母と子どもたちを支える

みなさんは「寡婦控除」という言葉をご存知ですか?「寡婦」とは、「夫に死に別れて再婚しないでいる女性」のことで、対象者は税金の負担が軽くなる仕組みになっています。現在では、離婚母子や扶養家族のいない死別の寡婦にも対象が拡大されていますが、婚姻歴のない未婚・非婚の母子家庭や父子家庭には、適用されません。本記事では、寡婦控除の現状について、詳しく述べていきます。
児童虐待・マルトリートメント

虐待を受けた子どもの心のケアに取り組む(後編)-五感を使って全身で森と遊ぶ「5センス・プロジェクト」

2018年10月11日に「タイガーマスク基金」が主催する勉強会が開催されました。テーマは「虐待を受けた子どもの心のケア~豊かな自然で子どもたちの笑顔を取り戻す~」です。本記事では、「5センス・プロジェクト」という森で過ごすプログラムを通じて、子どもの心のケアを行っている取り組みをご紹介します。「一般財団法人C.Wニコル・アファンの森財団」事務局長の野口氏の発表をお伝えします。
多文化共生

外国人労働者の急増する中で、放置される子ども達の教育問題-日本語がわからないと機能しないセーフティネット

現在、日本国内には250万人を超える定住外国人が暮らしています。臨時国会では「外国人労働者受け入れ拡大」を巡って議論が紛糾しており、今後さらに外国人労働者が急増する可能性があります。しかし、定住外国人の方々に対する生活支援や日本語教育などは自治体によってかなり差があり、特に子どもたちの教育に関しては様々な課題があると言われています。
高校中退

高校中退後に就職して働きたいと考えているアナタへ-高校中退者が採用され難い理由と就職活動の留意点とは?

高校を中退してしまった場合、就職をしたいと思ってもなかなか就職できない現状があります。なぜ、高校中退後の就職が難しいのか、それには理由がありました。企業側の目線も踏まえながら、ポイントを押さえながら就職活動をすれば、就職できる可能性は十分にあります。本記事では、高校中退者の就職活動のポイントについてお伝えしていきます。
児童虐待・マルトリートメント

虐待を受けた子どもの心のケアに取り組む(前編)-御蔵島でイルカと一緒に過ごす「ドルフィンプレイ」

2018年10月11日に「タイガーマスク基金」が主催する勉強会が開催されました。テーマは「虐待を受けた子どもの心のケア~豊かな自然で子どもたちの笑顔を取り戻す~」です。今回の記事では「ドルフィンプレイ」というプログラムを通じて、子どもの心のケアを行っている取り組みをご紹介します。「ドルフィンプレイ御蔵島」を主催している「NPO法人CROP-MINOR」理事長の中山氏の発表をお伝えします。
シチズンシップ教育

若者の投票率80%超のスウェーデンが行う模擬選挙とは?(後編)-学校で政治的なイベントを推奨!生徒の抗議活動も民主主義の一つ

選挙の時期になると毎回、日本の若者の投票率の低さが話題となります。世界から見てもそれは顕著で、社会参加の意識の低さが現れていると言っても過言ではありません。政治に対しての関心を高めていくことは重要な課題ですが、そのヒントを得られるのがスウェーデンで行っている「模擬選挙」という取り組みです。スウェーデンの学生に、引き続きお話を伺っていきました。