「初等教育」に関する記事の一覧

初等教育

居心地の良い集団づくりのために②-クラスが成長するために、教師・支援者として大切にしたい3つのこと

春、出会いの季節。学校では新しいクラスや先生との出会いがあり、約1ヶ月が過ぎる時期ですね。今回の記事は、一年前「居心地の良い集団づくりのために今一度考えるべきこと」を執筆した藤樫さんが、グループの形成期にファシリテーターとして大切にしていることを再考し、ご紹介いただいている記事になります。
初等教育

単純な土曜授業の復活は無意味である-「授業時間の増加=学力向上」というデタラメな神話

完全学校週五日制が平成一四年からスタートし12年が経ちました。段階的に第二土曜日が休みとなり、次に第四土曜日も休みとなり、完全に土曜日が休みとなりました。しかし昨今、子どもの学力向上のために、土曜日の授業を復活させ授業時間数を増やせば良いという話をよく伺います。「授業時間の増加=学力向上」という論理は本当なのでしょうか?
子どもの貧困

子どもの貧困を解決するために必要な「学校」という場 -必要な支援を子ども達に届けるための仕掛け

子どもにとって4月という時期は、進級、クラス替え、進学といった大きな環境の変化が訪れる時期だと思います。これまで「子どもの貧困」は子どもから「将来」「つながり」を奪っていくものだと述べてきましたが、実際に私たちはそのような状況にどう関わればいいのでしょうか。今回は「学校」という切り口からそのことについてお伝えしていきます。
初等教育

学級崩壊を招く「小1プロブレム」(小1問題)とは?-五校に一校の小学校が直面する「大きな段差」の実態

「小1プロブレム」という言葉はご存じでしょうか?保育園・幼稚園から新たに小学校へ入学した子ども達が集団行動を上手く取れない状況を言います。1990年代からすでに指摘されはじめ、近年では全国的に問題視されるようになりました。今回の記事では、「小1プロブレム」の実態と現状についてデータを交えてご紹介し、行政・家庭でどのような対応が有効なのか検討したいと思います。
初等教育

日本の子どもの体力・運動能力はどうすれば上がるのか?-30年前よりも低水準!10人に一人が肥満!

肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、大人だけの話ではありません。小児肥満やメタボは、その約70%が大人になってもその状態を継続してしまう可能性があると言われ、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす予備軍にもなります。肥満度20%以上の者の割合が男子児童(11歳・小学6年生)全体の9.98%と言われており、約10人に一人が肥満状態にあります。
初等教育

全国学力テストで平均正答率ランキングよりも大切なこと-日本の子どもの現状を知る③

先日の8月下旬に平成25年度全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果(以下、全国学力テスト)が文部科学省より公表されました。学力テストが公表されると必ずといっていいほど、都道府県の平均正答率ランキングの話題が上がりますが、日本の教育を捉えるうえで重要な結果が忘れられてしまっています。そのもう一つの結果について検証していきたいと思います。
初等教育

全国学力テストで平均正答率ランキングよりも大切なこと-日本の子どもの現状を知る②

先日の8月下旬に平成25年度全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果(以下、全国学力テスト)が文部科学省より公表されました。学力テストが公表されると必ずといっていいほど、都道府県の平均正答率ランキングの話題が上がりますが、日本の教育を捉えるうえで重要な結果が忘れられてしまっています。もう一つの結果について検証していきたいと思います。
初等教育

全国学力テストで平均正答率ランキングよりも大切なこと-日本の子どもの現状を知る①

先日の8月下旬に平成25年度全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果(以下、全国学力テスト)が文部科学省より公表されました。学力テストが公表されると必ずといっていいほど、都道府県の平均正答率ランキングの話題が上がりますが、日本の教育を捉えるうえで重要な結果が忘れられてしまっています。もう一つの結果について検証していきたいと思います。
初等教育

居心地の良い集団づくりのために今一度考えるべきこと

アドベンチャー教育では、ターザンロープで島渡りをしたり、みんなで手をつないで一斉に立ち上がる課題解決をしたりする中で、一人ひとりの目標設定に応じた「アドベンチャー」をすることを推奨しています。それは、自分の安心な領域から自らの選択で一歩踏み出し、成功するかどうかわからないことに敢えて挑戦すること。そして、その中で人は成長していきます。