「アウトリーチ」に関する記事の一覧

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コロナ禍における子ども・若者のソーシャルワークとは?(後編)-自分で決めることを支えるエンパワメント・アプローチ

全国こども福祉センターの代表であり、ソーシャルワーカーの荒井和樹さんに、コロナ禍におけるソーシャルワークについてご紹介していただきます。ソーシャルワークとは、国際定義に明記されているように、人々のエンパワメントと解放を促進する活動です。なお、エンパワメントは「すでに持っている力を引き出すこと」、解放とは「束縛(力を発揮できない状態)から自由にすること」と定義します。
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コロナ禍における子ども・若者のソーシャルワークとは?(前編)-居場所を失うことは、ライフラインが途切れること

新型コロナウイルスのような災害時、非常事態における活動判断は、全ての団体、個人が頭を悩ませたことと思います。中高生が中心にボランティアとして活動するNPOはどのように感染症拡大と向き合ってきたのか、全国こども福祉センターの代表である荒井和樹さんに、コロナ禍におけるソーシャルワークについてご紹介していただきました。
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福祉の届かない子どもや若者へのアウトリーチとは?(後編)-大切なのは、本人による問題解決のプロセスに寄りそうこと

新しい形の児童福祉のあり方について述べられている「子ども・若者が創るアウトリーチ~支援を前提としない新しい子ども家庭福祉」を出版された「NPO法人全国こども福祉センター」の荒井和樹さん。前編では、荒井和樹さんが若者たちへのアウトリーチをはじめるまでの経緯を伺いましたが、後編では、アウトリーチの目的や形態、実践に向けた留意点について伺いました。
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福祉の届かない子どもや若者へのアウトリーチとは?(前編)-退学していった生徒が気になり、繁華街のフィールドワークへ

児童福祉法では、10代の中学生や高校生など、18歳未満を福祉の対象としていますが、様々な理由から家族や学校との関係が悪くなり、頼る先がなくなり、生活や仕事に苦慮している若者たちもいます。今回は、新しい形の児童福祉のあり方について述べられている「子ども・若者が創るアウトリーチ~支援を前提としない新しい子ども家庭福祉」を出版された荒井和樹さんからお話をお伺いしました。
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積極的な「アウトリーチ」で、非行を未然に防ぐ取組みとは?-被害者・加害者のどちらも生み出さないために

「アウトリーチ」は、本来支援を必要とする人を見つけ、支援が届かない人にもそれを届ける方法で、より積極的な支援と言えるでしょう。「非行防止」という点においては、子どもが抱えている問題を早期発見し、被害者・加害者の双方を生み出すことを防ぐことにつながる、と言われています。非行防止における、「アウトリーチ」の取り組みの現状と課題について、お伝えしていきます。
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行く当てもなく街を彷徨う「難民高校生」の実態を学べる「夜の街歩きスタディーツアー」②

女子高校生サポートセンターColaboが主催する「夜の街歩きスタディーツアー」。このツアーは実際に街を歩きながら「難民高校生」の実態を学ぶことができます。果たしてどんな実態を目の当たりにすることになるのでしょうか。本記事は、ツアーに参加した本ウェブマガジン編集部のレポートです。ツアーの様子を2回に渡ってお送りするシリーズの第2回目となります。
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行く当てもなく街を彷徨う「難民高校生」の実態を学べる「夜の街歩きスタディーツアー」①

女子高校生サポートセンターColaboが主催する「夜の街歩きスタディーツアー」。このツアーは実際に街を歩きながら「難民高校生」の実態を学ぶことができます。果たしてどんな実態を目の当たりにすることになるのでしょうか。本記事は、ツアーに参加した本ウェブマガジン編集部のレポートです。ツアーの様子を2回に渡ってお送りするシリーズの第1回目となります。
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【書籍】女子高生の裏社会 「関係性の貧困」に生きる少女たち-仁藤夢乃(女子高校生サポートセンターColabo代表理事)

米国務省から日本は人身取引対策の最低基準を満たしていない国として14年連続の評価を受けています。2014年6月に公表された『人身取引報告書 』では、『JKお散歩』が児童買春の温床となっており、日本の新たな人身売買の例として示されています。当事者に寄り添い真摯に耳を傾け、サポートし続けてきた仁藤さんだからこそ見えてきた本当の現状がこの本にはまとめられています。
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家庭や学校に居場所を失くし、孤立する「難民高校生」-難民生活から売春・性的搾取や違法労働などの犯罪へ

「難民高校生」と聞いて、みなさんはどんな人を想像しますか?女子高校生サポートセンターColaboでは社会的に孤立し困窮状態にある少女の自立に向けたサポートを行っています。今回は、現在深刻な問題となっている「難民高校生」を取り巻く問題についてお伝えしたいと思います。
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夜の街の子ども達に耳を傾けてわかったこと-小さな相談窓口ができることで広がる可能性

夜のコンビニの前や駅前・公園などでたむろしている若者たちがいたときにどんな印象を持ちますか。色んな声が聞こえてきそうですが、そのほとんどはポジティブなものではありません。しかし少し話をしてみれば、この悪い印象がイメージ先行の産物で、すごく表面的なものであることもすぐに分かります。