「細越美和」に関する記事の一覧

放課後

受験がないカナダの放課後の過ごし方-様々な体験から非認知能力を伸ばす放課後に

カナダでは「受験」や「受験勉強」という概念はなく、放課後の時間は子どもたちの遊びや、スポーツ、料理などの体験活動に当てている場合が多いです。大学に入学する上で、学校の成績に加えて、人間性も重要な評価の対象となります。学校外で過ごす時間は学校内で過ごす時間よりも長く、それらの時間をどのように過ごしていくかについては、子どもの成長を考えていくうえで重要な視点です。
カナダ

「子どもの貧困」問題の解決を目指すカナダの若き首相-家庭の収入に応じて年間数十万円の児童手当の支給を開始

「子どもの貧困」は世界の他の国々の中でも、深刻な問題として認知され始めています。カナダでも子どもの貧困は深刻な問題となっていますが、その問題を解決するために、一人の若き首相が立ち上がりました。首相は子どもの貧困対策を重要視し、今年の7月に革新的な政策をスタートさせました。その政策や、カナダの教育システムから日本が学ぶべきこととは、どのようなことなのでしょうか?
カナダ

カナダの教員は、残業なし!副業OK!長期休みあり!-教師が地域社会でも活躍し、リアルな教育を提供する!

日本の制度と比べてカナダでは教員になるまでは時間がかかりますが、教員になってからの待遇や仕事環境は、日本よりもカナダの方が良い現状があります。そういった教育システムや、雇用制度の実現には多くの先生、地域の指導者、親・保護者も含めたくさんの方が並々ならぬ努力をしてきた背景がありました。今回は、歴史的な背景も踏まえながら実際に先生になってからの生活をご紹介します。
カナダ

すでに「チーム学校」を実現しているカナダの教育-教員が多様な経験を積み、各専門家が連携して支える

近年、文部科学省の中央教育審議会の部会では、「チーム学校」が検討されるようになりました。学校の職員全体に占める教員の割合は、アメリカで56%、イギリスで51%ですが、日本は82%となっており、非常にその割合が高くなっていることがわかります。今回は「チーム学校」をすでに実現させ、教員養成にも力を入れているカナダの状況について紹介いたします。
カナダ

ハードルも高いが質も高い!カナダの教員養成の仕組みとは?-幅広い知識と社会経験を重要視する採用育成

日本の学校教育をより良くしていくために教員養成のあり方は、欠かせない議論のテーマの一つです。学校で教える内容・方法が徐々に変わりつつある中、教師を育てていくための内容・方法も変化を求められています。日本の2014年度公立学校教員採用選考試験の競争倍率は、1994年度以降で最低を記録し、教員になろうという人も少なくなっているようです。他国の教員養成はどのようになっているのでしょうか?
カナダ

いじめを個人ではなく社会の問題とするカナダ-いじめ撲滅運動を全土で展開!いじめを減らす仕組みとは?

昨今、日本でも青少年による悪質ないじめのニュースが続き、社会的に大きな問題となっています。もちろん、いじめ問題はどこの国にでもある社会問題です。カナダでもいじめ問題が起こっているのが現実です。しかし近年におけるカナダ国家をあげての対策や「ピンクキャンペーン」と呼ばれるいじめ撲滅運動における取り組みがいじめ問題の軽減につながっていると言われています。
カナダ

英語力ゼロでも英語を習得できるカナダの教育制度とは?-グローバル人材の育成に成功した多民族共生国家

昨今、日本でも英語力の重要性、並びに日本で生活されている留学生や外国人へのサポートの重要性が取り上げられています。これから国際社会で活躍できるグローバル人材を育成していくためにも英語力、国際人力を伸ばしていく必要が出てきました。カナダは多民族国家、資源国家で世界を舞台に仕事をするのがあたり前の社会です。カナダの取り組みから日本社会が学ぶことはたくさんあります。
カナダ

障害がある子どもと保護者を徹底的に支えるカナダの特別支援-専門家が協力し合い早期発見・療育に取り組む

日本では、ここ20年間で特別支援学校に通う子どもが倍増し、場所も人も仕組みも追いつかない状況となっています。多種多様な民族・文化を受け入れ、先駆的にソーシャルインクルージョンに取り組んできたカナダでは、障害のある子どもから大人までの支援を全地域で徹底しています。今回の記事では、カナダにおける発達障害をもつ子どもの支援についてご紹介いたします。
イベント・プログラム

【イベント】カナダ留学フェア2014秋-教育水準は世界トップクラス!世界一生活しやすい多文化共生の国で学ぶ!

世界中から集まった人々が、互いに尊敬し合い、調和して暮らす多文化の国。それが、カナダです。自然、教育、治安、そして、人柄。すべてにおいて豊かなこの地へ留学を考えてみませんか?カナダ大使館は、毎年春と秋に留学フェアを開催しています。多くのカナダの教育機関が参加し、ブースにて日本語で個別相談に応じます。
カナダ

受験戦争のないカナダの公教育とは?-個性・才能を伸ばし、不登校者も軽減!競争よりも共存を教える教育

不登校、引きこもり、発達障害、インクルージョン、就職困難、ニート、英語教育、メデイアリテラシー、グローバル人材育成などは、いずれも将来的に日本社会をより発展させていくために問題解決し前進していく必要のある課題です。カナダにももちろん社会問題もありますし、様々な取り組みが行われています。今後の日本に役立てられるような、カナダでの取り組みをご紹介します。