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【イベント】公開シンポジウム「子どもの貧困と『食』格差:政策は何ができるか」12月14日に東京・日比谷で開催!

公開シンポジウム「子どもの貧困と『食』格差:政策は何ができるか」12月14日に東京・日比谷で開催!

2016年12月14日(水)13時30分~16時30分に日比谷コンベンションホール(東京都千代田区)で、首都大学東京子ども・若者貧困研究センターが主催する公開シンポジウム「子どもの貧困と『食』格差:政策は何ができるか」が開催されます。参加費無料で事前の申し込みが必要となります。詳細は、下記の通りとなります。(以下、プレスリリースより掲載)

首都大学東京子ども・若者貧困研究センター(センター長:阿部彩 首都大学東京都市教養学部人文・社会系教授)は、12月14日(水)、日比谷コンベンションホールにおいて、公開シンポジウム「子どもの貧困と『食』格差:政策は何ができるか」を開催します。本シンポジウムは「日本における貧困に関する研究フロンティア『学術分野の融合』『貧困学を立ち上げる』公開シンポジウム・シリーズ」の第一弾として行われるものです。

日本の子どもの貧困は、危機的な状況にあると言え、子どもの「食」が脅かされていることは、近年、マスコミの注目を浴びている「子ども食堂」などの取り組みからも明らかです。しかし、子どもの「食」格差がどれほど広まっているかは、これまで明らかにされてきませんでした。

今年、日本の子どもの「食」格差の現状が、栄養学の研究者らの研究によって示されました。また、厚生労働省の「乳幼児栄養調査」からも乳幼児の栄養格差が明らかになりました。この状況は、もはや、一握りのNPOの活動によって解消できるものではありません。このような実態を受けて、国や自治体はどのような政策をとるべきか。学校給食、食の保障、そして、所得保障。それらを実現するには何が必要か。皆さんと共に、考えていきたいと思います。

【開催概要】
日時:平成28年12月14日(水) 13:30~16:30(会場13:15)
場所:日比谷コンベンションホール 大ホール(東京都千代田区日比谷公園1-4 日比谷図書文化館 B1F)
参加費:無料(約200名、事前申込み制)
申込:公開シンポジウム参加申し込みフォーム
主催:首都大学東京 子ども・若者貧困研究センター

【シンポジウムプログラム】
第1部:基調講演
1.「子どもの栄養格差:4自治体調査から」 村山伸子(新潟県立大学 人間生活学部健康栄養学科 教授)
2.「乳幼児栄養調査:社会経済的要因からの分析」 日名子まき(厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課 栄養専門官)
3.「子どもの体格と社会経済要因」 可知悠子(日本医科大学 衛生学公衆衛生学 助教)

第2部:パネル・ディスカッション
「子どもの「食」格差について、政策は何ができるか」
ディスカッサント:
村山伸子(新潟県立大学 人間生活学部健康栄養学科 教授)
日名子まき(厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課 栄養専門官)
可知悠子(日本医科大学 衛生学公衆衛生学 助教)
八田和嗣(文部科学省初等中等教育局 健康教育・食育課 企画官)
コーディネーター:
阿部彩(首都大学東京 都市教養学部人文・社会系 教授)

Author:Eduwell Journal 編集部
本記事は、岩切準が担当。Eduwell Journalでは、子どもや若者の支援に関する様々な情報を毎月ご紹介しています。子どもや若者の支援に関する教育や福祉などの各分野の実践家・専門家が記者となり、それぞれの現場から見えるリアルな状況や専門的な知見をお伝えしています。
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