国内に関する記事

児童虐待・マルトリートメント

虐待する親を否定しない支援。親を責めたいわけじゃないけど、避難したかった。-作家・田村真菜さんインタビュー(後編)

10歳の時に母と妹と野宿の旅に出た体験をもとに描かれた、ノンフィクション・ノベル「家出ファミリー」が晶文社より出版されました。この本を上梓した田村真菜さんは、ニュース編集やNPO勤務、起業などの経験を経て、現在は作家・セラピストとして活動されています。今回の記事では、虐待されていた時の心情や親への気持ち、「支援される」ということに対しての違和感などを語っていただいています。
キャリア教育・社会体験

子どもや生徒が「芸能人や作家・漫画家になりたい」と言い出したらどうする?-反対するよりチャレンジさせた方が良い3つの理由

皆さんの子どもの時の将来の夢は何でしたか?「芸能人」「漫画家」など、今の仕事とは違う夢を描いていた人も多いのではないでしょうか。その職業に就かなかった理由は人それぞれだと思いますが、周囲の反対にあって諦めてしまった、という方もいるのではないかと思います。もし、自分の周りにいる子どもが同じような将来の夢を語った時に、「無理だよ」と頭ごなしに否定することはおすすめできません。
少年犯罪

思春期・反抗期の子どもとの接し方で注意したいこと-非行少年・少女と面接する保護司が大切にしている4つのこと

「保護司」とは、罪を犯してしまった少年たちと関わり、更生を助ける活動をしている人たちのことを指します。保護観察処分が決まった少年や、少年院に送致された少年と関わり、面接を行う中で対話をしていきます。保護司が大切にしている4つの関わり方とはどのようなものなのでしょうか?思春期や反抗期の子どもと接する時にも、非常に参考になる関わり方です。
児童虐待・マルトリートメント

虐待する親だけを一方的に責めたくない。親自身も悩み苦しんでいる。-作家・田村真菜さんインタビュー(前編)

10歳の時に母と妹と野宿の旅に出た体験をもとに描かれた、ノンフィクション・ノベル「家出ファミリー」が晶文社より出版されました。この本を上梓した田村真菜さんは、ニュース編集やNPO勤務、起業などの経験を経て、現在は作家・セラピストとして活動されています。12歳まで義務教育を受けず、虐待経験を抱える田村さん。自身の経験を著書にしようと至った経緯についてお話を伺いました。
自然体験

遊びや自然の中にある「リスク」と「ハザード」-大人がむやみやたらに危険を取り除くことでなくなること

「リスク」は子ども自身が予見・予測可能、遊びの中で学びにつながる危険、「ハザード」は子ども自身に予見・予測が不可能で・困難で、遊びとは関係ない危険のことを指します。子どもが遊ぶイベントを実施する際、大きなケガや事故が起こらぬよう事前に対策を取ることは重要ですが、「リスク」と「ハザード」の違いを踏まえないままむやみに対策を講じると遊びから得る学びが失われる可能性があります。
特別支援

子どもたちにエビデンスに基づいた特別支援教育を!③-方法や手段ではなく、データと成果でつながるチーム作り

「応用行動分析学(ABA)」という心理学に基づく方法論で、特別支援教育に取り組んでいる「とくしま支援モデル」。データと成果に基づき、根拠を示した上で特別支援教育に取り組んでいる点は、正に先進的と言えます。前編・中編に引き続き、「とくしま支援モデル」の中核を担う徳島県立総合教育センター特別支援・相談課班長の田中清章先生に、インタビューを通して伺いました。
特別支援

子どもたちにエビデンスに基づいた特別支援教育を!④-全てのはじまりは、教員10人の小さな研究会だった

田中清章先生へのインタビューの最終編です。現在は県全体の事業として取り組んでいる「とくしま支援モデル」ですが、始まりは「徳島ABA研究会」という小さな研究会でした。なぜ研究会が立ち上がったのか、県の事業となるまでにどのような経緯があったのか、創業期のエピソードは必見です。今後の「とくしま支援モデル」や特別支援教育の展望や、目指す未来についてもお話を伺っていきました。
ボランティア

学校教員・教師志望の大学生こそ学校外へ出よう!-学生時代から学級経営に必要な力を磨く方法とは?

学校教員や教師を目指している学生が、学校現場でボランティアをしている姿はよく見られます。大学側も推奨しており、学校現場を見ておくことは必要でしょう。しかし、新卒採用でも担任教諭を任されることが多い今、学校ボランティアのみでは、担任教諭として学級経営に必要な力を身に着ける経験が不足します。学級経営に必要な力とはどんな力で、どうすれば身に着けられるのでしょうか。
少年犯罪

罪を犯した少年のうち約3%しか少年院に行かない理由-審判を受ける前に、様々な教育的措置が取られている

罪を犯した少年がその後どのような審判を受けるのか、皆さんはご存知でしょうか?「少年院に入り、罪を償う」というイメージがありますが、実は少年院に入るのは、罪を犯した少年のうちごくわずかです。成人が罪を犯した場合の刑事手続きとは大きく異なり、少年の更生の可能性を踏まえて審判の手続きがなされます。少年が罪を犯した後の審判の流れについて、ご紹介していきます。
保育・幼児教育

元幼稚園教諭が教える!子どもが主役の幼稚園の選び方のポイント④-園へ見学に行く際に確認するべきこと

これまでの記事では、「自由遊び」の時間を十分確保しているかどうか、「行事」は子どもが主体的に取り組めるように、時間の余裕をもって組まれているか、「一学級の人数」は適切かどうか、という点についてお伝えしていきました。本記事では、実際に園に見学に行った時に確認するポイントをお伝えします。大切な幼児期を過ごす場所として適切かどうかを判断するためには、何をチェックすればよいのでしょうか?