投稿記事の一覧

中等教育

日本の2020年「大学入試改革」はどうなるのか?①-センター試験はなくなるが、改革は中途半端に終わる可能性も

多くのみなさんは、大学進学時に「センター試験」または「一般入試」を経験したことと思います。「とにかく丸暗記をする」。そんな知識詰め込み型の勉強や学力を評価していた試験から、そのあり方や内容が今大きく変わろうとしています。入試で見極めるべき学力とは何か?教育現場ではどのような学習を進めるべきか?大学関係者はもちろん、すべての教育現場に携わっている方は必見の記事です。
教育格差

「貧困の連鎖」から脱する!進学を阻む「壁」の正体とは?③ -高校から大学への進学を阻む2つの「壁」

日本の子どもの相対的貧困率は約16%となり、世界的に見てもかなり高い割合となっています。子どもの貧困は様々な問題を引き起こしていますが、その影響は大学進学にも及びます。経済的な困難を抱える家庭の子どもたちは、自分の努力だけではどうにもできない壁にぶつかっています。いったいどのような壁があるのか。前号に引き続きの後編です。
就職・就労

ニートやフリーター、第二新卒・既卒から正社員を目指す就職対策-就職相談の活用方法と業種・職種に対する考え方

雇用形態が多様化し、今や正社員ではなくアルバイトや非正規で働いている人は少なくありません。中にはそのまま雇用が打ち切られ、ニートとなってしまう人も…。「就職できればなんでもいい」。焦りから来るその考えが、逆に就職活動の足を引っ張ってしまっているのかもしれません。就職支援を受ける上でのポイントや考え方などをお伝えします。
寄付・チャリティー

「熊本地震」で被災した子ども達を支援しているNPO・NGO団体のまとめ-熊本地震災害支援寄付・募金先一覧

2016年4月14日以降に熊本や大分で相次いでいる「熊本地震」。地震の影響は大人だけでなく、子どもたちに対しても広がってきています。学習環境や機会の確保、被災しした子どもたちの心のケア、安心して過ごせる居場所づくりなど、課題は山積みです。そのような課題に対して、いち早く立ち上がった団体が複数あります。あなたにもできる支援を、一緒に始めてみませんか?
学校教員

子どもにとって最も効果的な教師のリーダーシップとは?-クラス・学級集団の状況に応じて関わり方を変える

ビジネスや政治の分野をはじめ、様々な場面で「リーダーシップ」の重要性が頻繁に述べられています。教育現場でも教師の「リーダーシップ」が子どもに多くの影響を与えていることは明らかです。子どもにとって最も効果的な教師の「リーダーシップ」とはいったい、どのようなものなのでしょうか?教師のリーダーシップは状況に応じてどう変わるのが効果的なのでしょうか?
地方移住

都会を出て地方に移住し、夢見た若者たちが活躍している理由-過疎化・少子高齢化の村へ移住した若者に聞く

総務省が2009年より行っている「地域おこし協力隊」について、2014年度には全国444の自治体で1,511人の隊員が活躍しているとされていますが、なかなか上手くいっていない実状もインターネットで見受けられるようになりました。実際、都市部から地方に移住した若者はどのようなことを感じているのでしょうか。福島県東白川郡鮫川村へ移住し活躍している2人の若者に聞きました。
教育格差

「貧困の連鎖」から脱する!進学を阻む「壁」の正体とは?② -高校から大学への進学を阻む2つの「壁」

前号に引き続き、貧困状態にある「進学の意欲を持っている」子どもたちに立ちはだかる「進学の壁」の存在ついて論じています。経済的には余裕はないけれども奨学金を利用すれば学費を払うことができる、だから大学に進学しようと希望の大学に合格し、いざ入学に向けて手続きを開始しようとすると、そこには大きな壁がありました。高校生の声から、苦しい状況に置かれていることが伝わってきます。
高校中退

高校中退後の人生の進路選択とは?(後編)-中退経験を「ふつうの高校生」には得られない成長の機会に変える

高校中退は、社会経験の量や手本となる先輩の存在が少ないことから、その後の人生のハンデとなることがあります。不登校や高校中退など学校教育をドロップアウトした人たちの支援をしている筆者は、高校を中退したとしても、「資格」・「印象(もしくは行動)」でその後の道を開くことはできる、と述べています。どのように切り開いていけばよいか。本記事を通してご紹介します。
災害・復興支援

震災が“始まってから”5年、宮城県石巻市の子ども達の今-不登校率が減少する影で、深刻化する社会的孤立

2011年の東日本大震災や津波で甚大な被害を被った宮城県は、震災後の学校基本調査で不登校率が全国平均を大きく上回り、その後も増加傾向にありました。その中で、昨年に公表されたあるデータが、石巻市で大きな話題となっています。それは、石巻市における「不登校出現率」が小・中学校ともに、震災後初めて宮城県全体の平均を下回ったということです。一体、石巻市で何が起きているのでしょうか。
教育格差

「貧困の連鎖」から脱する!進学を阻む「壁」の正体とは?①-中学校から高校への進学を阻む2つの「壁」

厚労省の調査によると、貧困状態の子どもたちは約300万人いるとされています。進学の意欲を持ち、将来へと歩みを進めている子どもたちにとって、立ち向かわなければならない「壁」があります。①中学から高校へ進学する時の「壁」と、②高校から大学へ進学する時の「壁」の2回に分けてご紹介しますが、今回の記事ではまず中学から高校へ進学する時の「壁」についてご紹介します。