不登校・ひきこもり

学校へ行かずに考える時間も子どもの成長とって大事な時間-不登校生の保護者会「ぼちぼちの会」会長・木村素也氏インタビュー(後編)

福岡県福岡市で38年にわたる教員生活を送り、その間に立ち上げた『不登校支援の親の会』の活動をサポートし続けている元能古中学校校長の木村素也先生。前編に続き、後編では不登校と向き合う保護者、学校教員、支援者それぞれの立場からのご質問に答えます。不登校対応に悩みを抱えている方々の、明日のヒントがあるかもしれません。
教育格差

所得格差による子どもの教育格差を埋める新手法「学校外教育バウチャー」の仕組みと特徴とは?(後編)

「子どもの貧困対策法」が施行されてから、「子どもの貧困」の問題について触れた記事を目にする機会が圧倒的に増えました。多くの人に知ってもらうことは課題解決の第一歩だとは思います。しかしながら「解決策」を提示しなければ、解決に向かうことはありません。前編では、所得格差によって生まれる教育格差を是正するための手法の基本的な仕組みについて解説しましたが、後編では更に踏み込んでお伝えします。
学校教員

世界一多忙な日本の先生が一番負担に感じていること-本務の子どもの指導に集中できない原因とは?

2014年6月に発表されたOECD・国際教員指導環境調査から、日本の教員の勤務時間は34の国と地域の中で最も長いことが明らかになりました。また「教職は社会的に、高く評価されていると思う」と答えた割合は参加国平均を下回る28.1%であり、世界一多忙だが社会的に評価されていないと考える教員の現状も明らかになりました。学校の先生はどのようなことに時間がかかり、負担を感じているのでしょうか?
イベント・プログラム

【イベント】カナダ留学フェア2015秋-教育水準は世界トップクラス!世界一生活しやすい多文化共生の国で学ぶ!

カナダ大使館は、毎年春と秋に留学フェアを開催しています。多くのカナダの教育機関が参加し、ブースにて日本語で個別相談に応じます。小・中学校から高校、サマープログラム、語学学校、カレッジ、大学やワーキングホリデーなど、目的に応じたカナダの学校を見つけるチャンスです。すべてにおいて豊かなこの地へ留学を考えてみませんか?
求人情報

【2015年10月】求人募集!子どもや若者の未来をつくる仕事5選

ソーシャルビジネス・NPO・ベンチャー企業の求人情報サイト「DRIVEキャリア」から、2015年10月の求人情報として、社会とつながる授業の実現、若者の支援、次世代の起業家育成、バングラデシュで社会問題解決、大学生向けインターンシッププログラム策定についてご紹介!
子どもの貧困

当事者と支援者の想いを紡いでわかった3つのこと-子どもの貧困対策センター「あすのば」合宿ミーティング

「子どもの貧困対策法」が成立し、子どもの貧困の現状についてたびたび報じられるようになりました。各自治体では、具体的な施策を検討するため、まず第一に実態調査にのりだしています。様々な支援策が計画・実施される中、当事者である子どもたちを中心に団体運営や政策提言などの対策推進を行う財団法人が新たに設立されました。今回の記事は、その法人が主催した夏の合宿ミーティングについてのレポートです。
不登校・ひきこもり

不登校で悩む当事者と家族が支え合うコミュニティを築く!-不登校生の保護者会「ぼちぼちの会」会長・木村素也氏インタビュー(前編)

6月公表の「自殺対策白書」では、子どもたちの自殺が9月1日に最も多いことが明らかになりました。夏休み明けと同時に死を選んでしまう傾向が強いという痛ましい現実が注目を集めましたが、子どもが「学校に行きたくない」と強く訴えかけてきたとき、大人はどのような対応をすれば良いのでしょうか?『不登校支援の親の会』の活動をサポートし続けている元能古中学校校長の木村素也先生にお話を伺いました。
カナダ

カナダの教員は、残業なし!副業OK!長期休みあり!-教師が地域社会でも活躍し、リアルな教育を提供する!

日本の制度と比べてカナダでは教員になるまでは時間がかかりますが、教員になってからの待遇や仕事環境は、日本よりもカナダの方が良い現状があります。そういった教育システムや、雇用制度の実現には多くの先生、地域の指導者、親・保護者も含めたくさんの方が並々ならぬ努力をしてきた背景がありました。今回は、歴史的な背景も踏まえながら実際に先生になってからの生活をご紹介します。
子育て・育児

子どもの仲間同士や親子の対立をちからに変える-お互いの考えを尊重し、意見が違うことを楽しむために

だれかが言ったアイディアに、すぐに「いいね!」とだれの反対意見も出ないままグループワークが進むことがあります。きっと他に意見があるはずです。でもそれを言えないのは、人と対立をすることに苦手意識を持っている子どもが多いからではないでしょうか。対立を恐れず、否定的ではなく前向きに捉えるために必要なことは何か、本記事を通して考えていきます。
子育て・育児

その教育って本当に効果あるの?教育の真実を探る!-経験則や思い込みの教育から科学的根拠に基づく教育へ

教育を全く受けたことがない人はいないので、誰でもある程度自分の経験則に基づいて教育の良し悪しを語ることができますが、その良し悪しの判断が大勢の子どもや若者にも当てはまるのでしょうか。「なんとなくの教育」から科学的な根拠に基づいて教育を行っていくべきだと切り込んだ『幼児教育の経済学』や『「学力」の経済学』の二冊が今、大変な評判となっています。この二冊について、紹介していきます。