「熊仁美」に関する記事の一覧

特別支援

子どもたちにエビデンスに基づいた特別支援教育を!②-いじめや学級崩壊を防ぐ「スクールワイドPBS」を日本初導入

近年、特別な支援を要する子どもへの対応は、学校現場の急務な課題となっています。徳島県では、エビデンス(科学的根拠)に基づいた仕組みや成果を全国に発信しようと、現場と連携しながら様々な取り組みを行っており、県として日本で初めて「スクールワイドPBS」が導入されました。前編に続き、徳島県立総合教育センターの田中清章先生へのインタビューを通してご紹介していきます。
特別支援

子どもたちにエビデンスに基づいた特別支援教育を!①-全国をリードする「とくしま支援モデル」とは?

近年、特別な支援を要する子どもの数は増加傾向にあり、学校現場でも、その対応が急務な課題となっています。そんな中、全国で先端的な特別支援教育のモデルを作り上げようとしている県があります。それが徳島県です。事業の中核を担う、徳島県立総合教育センターの田中清章先生へのインタビューを通して、徳島県の取り組みをご紹介していきます。
発達障害

自閉症の子どもを持つ保護者向けオンライン学習プログラムが開始!-全国どこでもスマホやタブレットで家庭療育について学べる

自閉症児に対して、早期に適切な療育支援が行われることにより、自閉症の症状が劇的に改善すると言われています。NPO法人ADDSさんは自閉症児に対する療育の方法を確立し、支援プログラムを家庭に提供することで、自閉症児の支援を行っています。今回、自宅でも療育の方法を学べるオンライン学習プログラム「ネットdeぺあすく」がリリースされました。
発達障害

子どもが「発達障害かも?」と思ったらやるべき3つのアクション-子育て中に注意する5つの特徴をチェック

自分の身の回りにいる子どもたちに対して「なんだか少し気になるな…」と思うことはありませんか?「まだ大丈夫」「もう少し様子を見よう」と待っている間に、支援を受けるタイミングはどんどん過ぎています。あなたの気づきが、子どもたちを適切な支援に結び付けることができるかもしれません。今回の記事では、発達のチェックポイントや、気づいた後の具体的なアクションについてお伝えします。
特別支援

68人に1人が自閉症!?自閉症の子どもは急増しているのか?-社会の都合によって変化する発達障害の定義

こだわりや興味の幅の狭さ、社会的なコミュニケーションの困難さなどが特徴である自閉症。米国の疾病管理予防センター(CDC)の2012年の調査では、88人に1人が自閉症スペクトラム障害であるという結果が出て、その2年後のデータでは68人に1人が自閉症スペクトラム障害であるという結果が示されています。自閉症の子どもが増えているのは、なぜなのでしょうか。
子育て・育児

もうイライラしない!子どもを叱るより効果的な「既読スルー」!?-応用行動分析学から学ぶ子育てのコツ

例えば、お子さんが騒いでしまう、物を投げてしまうなど困った行動をした時、皆さんはどのように振る舞いますか?大抵の場合、「ダメでしょう!」「やめなさい!」と叱るでしょう。その方法で、反省して困った行動をやめてくれるお子さんもいると思いますが、叱ることがうまく機能しない場合、どんな選択肢があるのでしょうか。本記事を通してご紹介していきます。
発達障害

発達障害の子どもに対する適切な支援方法とは?-困った行動を確実に減らすポジティブコミュニケーション

自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害など様々な障害名が「自閉症スペクトラム障害」という診断名に統合されることになりました。自閉症スペクトラム障害は、不登校や引きこもりなど、様々な社会的課題にも密接に関係している可能性が示されてきました。発達障害により周囲との関係に困難を抱えている人々が、私達が日々生活している社会に沢山存在しています。
発達障害

早期療育で自閉症の症状は改善する!-謂れなき偏見や誤解が本人やその家族を悩ませる!

自閉症は、様々な遺伝的要因が絡み合っておこると考えられていますが、明確な原因は不明です。米疾病対策センターが2012年に発表したデータでは、88人に1人が自閉症であるとされ、その数は増加傾向にあります。小学校でいうと、大体2クラスに1人くらいの割合ですから、決して他人事ではないのです。自閉症の字からくるイメージは偏見や誤解となって、未だ本人やそのご家族を悩ませています。