求人情報

【2022年3月】求人募集!子どもや若者の未来をつくる仕事5選

志あるソーシャルビジネス・NPO・ベンチャー企業の求人情報サイト「DRIVEキャリア」から、今月も、さまざまな方法で子どもたちの未来をつくるお仕事を紹介します。

「今の仕事もやりがいはあるけれど、新たなフィールドで挑戦したい」「地域の可能性を広げながら、ワクワクする教育をつくりたい」等とお考えの方、どうぞお見逃しなく!

“スタディクーポン”で教育と体験格差をなくす。成長期の組織基盤をつくる経営企画メンバー募集!

おススメ求人その1は、公益社団法人 チャンス・フォー・チルドレン(東京都)です。

公益社団法人 チャンス・フォー・チルドレン

東日本大震災後、被災した家庭の子どもたちが経済的な事情から塾や習い事の機会を失った姿を目にしたことで2011年6月に設立し、活動を始めた公益社団法人 チャンス・フォー・チルドレン。学校外教育に利用できる“スタディクーポン”をつくり、経済的な格差による教育や体験の格差解消に向けた活動を展開しています。

地道な事業を続けるなかで、大阪市、渋谷区、千葉市などの自治体が政策として導入するなど民間発のモデルが公的な制度となり、広がっています。今後は、日本全国どこに住んでいても子どもたちが利用し、思いを叶えられるように、政府への働きかけをより強化し、格差の課題について多くの人に知ってもらえるよう活動をより加速していく予定です。

成長期にある今、募集している経営企画部門のメンバーには、行政や企業などが貧困や教育格差の問題に取り組むための基盤づくりと事業推進を担っていただきます。具体的には、事業やプロジェクトを組成し、最適な運営のかたちを追求しながら、中期的なビジョン達成を実現していきます。

新しい事業やプロジェクトの立ち上げ、さらにファンドレイジングや広報など事務局的な役割も担いながら、チャンス・フォー・チルドレンの実行力を高め、一人でも多くの子どもたちに“スタディクーポン”を届けることが期待されるポジションです。

チャンス・フォー・チルドレンでは、これまで2,000人以上の経済的困難を抱える子どもたちにクーポンを届けてきました。活動スタートから11年経ち、進学や就職の目標を叶えて社会で活躍している子たちもいるそうです。そんな子どもたちの成長を見守りながら、自身も自分たちが立ち上げたプロジェクトで社会制度の変革に携わることができるやりがいの大きな仕事です。

新たな教育の機会をつくったチャンス・フォー・チルドレンの挑戦をともに仕掛けていきたい方、多様なセクターとの協働を実現して全国の子どもたちが学びや夢を諦めないですむ社会をつくりたい方、子どもたちの夢を仕事を通して支えたい方、ぜひ、ご応募ください!

【子どもの貧困の本質的な解決に挑む】つくば市の居場所拠点の拠点長募集!

おススメ求人その2は、特定非営利活動法人Learning for All(茨城県)です。

特定非営利活動法人Learning for All

「子どもの貧困に、本質的解決を。」をミッションに、小学1年生から高校生までの困難な事情を抱えた子どもたちのための事業を展開している特定非営利活動法人Learning for All。年間で約1,000人以上の子どもたちに、学習支援事業と居場所事業を届けています。

そのなかで、地域のさまざまなステークホルダーと協働して、成長段階に合った切れ目のない支援を実現するための「地域協働型子ども包括支援」を展開。困難を抱えるすべての子どもたちが適切な支援につながり、育ちと学びの機会を得られる新たな支援の仕組みづくりに取り組んできました。

今回、募集するのはつくば市の居場所拠点の責任者(拠点長)。つくば市の居場所拠点は、2020年度に新しく開設された拠点です。たくさんの地域資源をもとに先進的な取り組みをしているつくば市と連携しながら多様な背景・事情をもった子どもたちにとって安心安全な環境とは何かを追求しながら、官民連携のあり方を模索していきます。その挑戦をリードしていただくポジションになります。

大きなやりがいは、子どもたちの背景にある社会問題を根本的に解決したいと考え、動く仲間たちとともに事業や業務に取り組めること。それぞれの思いや力を束ねながら、専門性や得意を生かしたチームプレイを引き出すことで支援者の力を最大化し、より多くの子どもたちが生き生きと暮らせる未来を一緒につくっていくことができます。

Learning for Allの仕事一つひとつが、目の前の子どもたちの環境を変えると同時に、社会を変えることにもつながっていると実感することが可能です。

応募資格は、子どもに接する業務を2年以上経験していること。これまでの経験で得た学びから見えてきた理想を本気で形にするために行動を起こしたいという方、子どもたちがもつ社会課題を解決しながら成長を見守りたいという方、子どもたちが安心して未来をつくれる環境を実現したいという方、ご応募お待ちしています!

【在宅勤務メイン】「学び」の力で貧困の連鎖を断ち切る。オンライン学習の新規事業

おススメ求人その3は、認定NPO法人カタリバ(東京都)です。

認定NPO法人カタリバ

すべての10代が意欲と創造力を育める未来を目指して、2001年から活動を展開している認定NPO法人カタリバ。高校生へのキャリア学習やプロジェクト学習プログラムの提供、被災地の放課後学校の運営などを行っています。2021年11月には、設立20周年を迎えました。

そんなカタリバが募集しているのは、経済的事情を抱える家庭へオンラインでの伴走と学びの機会を届ける「キッカケプログラム」を運営・推進するメンバーです。「子ども伴走」と「保護者伴走」により包括的な家庭への伴走を行っており、今回は、保護者に伴走するプログラム運営・推進担当の方を求めています。

これまでの教育や社会が取り残してきた、経済的事情を抱える家庭の子どもたちのあらゆる格差や課題がこのコロナ禍であらわになっています。オンライン学習が急速に普及していくなかで、特にICT環境がない子どもたちの環境は大きな問題になっています。

カタリバでは、「貧困を断ち切るのは、学び」という考えのもと、困っている子どもを誰一人取りこぼさず学習機会やサポートを届けるため2020年3月に「キッカケプログラム」をスタートさせました。パソコンやWi-Fiの無償貸与など環境を整えながら、子どもや保護者が安心してオンラン学習を受けられるように専任のメンターが伴走します。

待ったなしの社会問題に取り組む新規事業で、一人ひとりが担う業務も多岐にわたります。決まった答えが用意されているわけではない環境で、自分たちで模索しながら家庭に合ったサポートをつくり出していただきます。すべてが一筋縄ではいかないプロジェクトですが、日本中の家庭に対して、世界中から伴走者を募り、完全オンラインの「ユース・ソーシャルワーク」の仕組みをつくる社会的意義の大きな新規事業です。

また、子どもと保護者の両面から家庭を支援できることでより背景や悩みへの理解を深めることができます。メンターとの連携で多角的に家庭内の課題にアプローチすることができます。

カタリバのビジョン「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」や活動に共感される方、チームのマネジメントなどの経験を活かしながら子どもたちを取りまく社会問題、経済や機会の格差を解消したいという方、オンライン学習の可能性を引き出しながら子どもたちと未来をつくりたいという方、この機会をお見逃しなく!

地域から世界へ羽ばたく子どもを!「食×農ビジネス」で生きる力を身に付ける事業の仕組みづくり

おススメ求人その4は、グローカルデザインスクール株式会社(静岡県)です。

グローカルデザインスクール株式会社

「地域から世界へ。優れた⼈材を⾒出し、育て、送り出す」をビジョンに事業を拡げているグローカルデザインスクール株式会社。世界を舞台に活躍する人材を1人でも多く育て、持続可能な社会に貢献するため、小中学生が地域活性化を目的に活動する「食×農ビジネス」を通じて、生き抜く力を身につける「ジュニアビレッジ」を運営しています。作物を育てるところから商品の企画・販売まで子どもたちが主体的に取り組むこの事業は、現在、全国5拠点で展開されています。

そのなかの一つとして、浜松市の農福連携先駆者の企業と連携してスイーツの商品開発に挑戦しています。今回募集しているのは、このプロジェクトで活躍するサービス企画・ソリューション営業職の方です。活動に賛同する企業が増加している今の状況を踏まえて、提携企業に新たな価値を提供しながらジュニアビレッジの強みもより引き出せる仕組みを考え、提案していただきます。

「子どもたちが心身ともに健康で、自分の力で課題を解決できるようになるためにはどんな学びが必要なのか。小中学の時期に試行錯誤できる体験活動とは何なのか」を追い求めたなかでたどり着いたのが「農業」だったとグローカルデザインスクールは語ります。

自然を相手に土づくりから始め、生産、商品加工、販売、事業報告までの経営を実践する場として「ジュニアビレッジ」の仕組みを全国へ広げ、子どもたちの活躍の場を増やしていく。そんな成長のきっかけづくりに携われるやりがいの大きなポジションです。

子どもたちと一緒に正解のない学びを探究していくグローカルデザインスクールの事業に関心のある方、ファシリテーションやマネジメントなどの経験を活かしながら子どもたちの活躍の幅を広げたいという方、提携企業とのビジネスを通じて農業×教育がもつ潜在的な力を引き出したいという方、要チェックです!

教員免許がなくても教室で子どもたちと向き合えるプログラムの挑戦者募集!

おススメ求人その5は、認定NPO法人Teach For Japan(東京都)です。

認定NPO法人Teach For Japan

世界61ヵ国に広がるグローバルネットワーク「Teach For All」の一員として、「すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現を目指します」をビジョンに2010年から事業を展開している認定NPO法人Teach For Japan。「教室から世界を変える」をスローガンに、学習科学と脳神経科学を土台にした人材育成、教員免許がなくても学校現場で活躍できる仕組みを作ることで、公教育をより良い形に変化させていく「フェローシップ・プログラム」を行っています。

フェローシップ・プログラムは、教育への情熱を持ち、成長意欲も高い人材を、独自に選考し、赴任前の研修を経て、2年間学校現場に送り出す取り組み。大きな特長は、応募の時点で教員免許の有無は問わないこと、最長10ヶ月間の赴任前研修が受けられることなど。提携先の学校で常勤講師等として2年間勤務し、「すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」に向けて生徒と向き合いながら新たな教育をつくる挑戦をしていただきます。

既存の考え方や行動に捉われないため、「教師として子どもに向き合いたい」「子どもの未来を創っていきたい」「社会にある課題を教育で解決したい」など、教育への熱い想いがある方には日々やりがいを感じられる現場となるはずです。

Teach For Japanのフェローシップ・プログラムは2012年にスタート。これまで10年にわたって、教育委員会と連携しながら全国の自治体(12都府県34市区町村)に200名近くの多様なバックグラウンドを持つ教師(フェロー)を送り、教育に変革を起こす機会を提供してきました。2022年は、プログラムの規模拡大にともない、学校現場の課題解決をさらに加速・推進したいとTeach For Japanは語ります。目指すのは、年間フェロー100名赴任。

いつか教育の仕事に携わり子どもたちと学び合う機会をつくりたいと理想を描いてきた方、枠にとらわれない教育のカタチを教室からつくりたいという方、教育と教師のあり方を追求し子どもにとっての最適な学びを広げたいという方、ぜひ、詳細をチェックしてください!

Author:DRIVEキャリア
DRIVEキャリアは、ソーシャル・NPO・ベンチャー・スタートアップの求人情報を紹介する「世界を変える、未来を創る仕事に出会う求人サイト」です。条件面だけではなく、「働く人の思い」と「仕事のやりがい」そして「組織の目指すビジョン」を丁寧に紹介しています。運営者のNPO法人ETIC.(エティック)は、社会の未来をつくる人を育むNPO法人です。
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