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【イベント】高校中退・大学ミスマッチは、本人だけの問題なんですか?-通信制高校と進路選択・指導の現場から考える本当に必要なこと

【イベント】高校中退・大学ミスマッチは、本人だけの問題なんですか?

●年間で高校中退者は5万人以上、大学・専門学校中退者は6万人以上!?
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【ウェブマガジン「ひみつ基地」会議 Vol.2】

高校中退・大学ミスマッチは、本人だけの問題なんですか?
~通信制高校と進路選択・指導の現場から考える本当に必要なこと~

<登壇者>
今井紀明 氏(NPO法人D×P 共同代表)
川原祥子 氏(NPO法人NEWVERY 高大接続事業部ディレクター)
岩切準(NPO法人夢職人代表理事・「ひみつ基地」編集長)

2014年2月27日(木)19時~21時@築地社会教育会館
produced by ひみつ基地
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今、「進路が決まらない、将来が見えない」と高校や大学で悩む若者が増えています。

高等教育機関(大学や専門学校)の中途退学者は年間およそ6万人。
入学者全体の12%にも上ります。中退の理由は、「思っていた学問の
内容ではなかった」「学力的についていけない」「環境に馴染めない」などの
様々な「ミスマッチ」。高校は卒業しているのだから、と安易に大学を
中退してしまい、なかなか正規雇用の職を見つけられずに奨学金という
借金だけを抱えて途方に暮れてしまうケースが少なくありません。

さらに高等教育機関進学前に目を向けてみると、中等教育(高等学校)の
最後のセーフティーネットだと言われる通信制高校もまた、危うい状況にあります。
通信制高校に勤労学生が多いのは過去のこと。中退や不登校の経験者が
大半を占め、ニートやフリーターになりやすい潜在的な層が多く在籍している
通信制高校では、2人に1人が進路未決定のまま卒業している事実をご存知でしょうか?

若者が無業者になっていけば、やがて社会保障など税金での支援が
必要となりますが、活き活きと働くことができる若者が増えれば、
税金を納め、社会を支える担い手となります。

少子高齢化でただでさえ労働人口が減少すると言われている日本で
貴重な若者の力が十分に活かされていない状態は問題です。
これは、若者本人の問題で片付けて良いのでしょうか?

今回のウェブマガジン「ひみつ基地」会議(Vol.2)では、
この問題に挑み続ける若き二人の実践者をお招きします。

関西圏を中心に大学・専門学校での中退予防や不登校経験が多い
通信制高校の高校生にキャリア教育に取り組んでいる
NPO法人D×P共同代表の今井紀明氏

高校生が大学生と一緒に授業を受け、普段の大学を体験する
「WEEKDAY CAMPUS VISIT」のプログラムの企画・推進を行っている
NPO法人NEWVERY高大接続事業部ディレクターの川原祥子氏

異なる切り口から高校や大学の中退やミスマッチの課題に取り組む
二人からその実情を伺い、その解決方法を具体的に考えます。

立場や役割を越えて、子どもや若者達のことを想う
たくさんの方々のお越しをお待ちしています。

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┃■ セミナー概要
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◆日時:2014年2月27日(木) 19:00~21:00
※18時30分より開場・受付開始

◆場所:築地社会教育会館
・都営浅草線/東京メトロ日比谷線「東銀座」駅より徒歩5分
・都営大江戸線「築地市場」駅より徒歩5分
・JR山手線/JR京浜東北線「新橋」「有楽町」駅より徒歩15分

◆定員:先着30名程度 → 先着40名程度
※定員となり次第、締切とさせていただきますのでご了承下さい

◆対象:
・高校中退、大学ミスマッチなどの教育課題に興味関心をお持ちの方
・高校、大学での教育のあり方に興味関心をお持ちの方
・教育や福祉など子どもや若者に関するご職業の方、目指されている方
・NPO/NGOやソーシャルビジネスなどに興味関心をお持ちの方
・これから子ども・若者支援分野でのご支援・CSRをお考えの方 など

◆参加費:2,000円

※ウェブマガジン「ひみつ基地」読者登録者は参加費無料!!

本マガジンでは、実際に子どもや若者の支援に携わっている
専門・実務家が記事を執筆しており、現場のリアルな状況や
ノウハウをご紹介しています。現在は、高等教育、自然体験、
子どもの貧困問題、キャリア教育、児童養護、コーチング、
発達障がいなどの専門家が参加し、毎月発行をしています。

◆プログラム:

18:30 開場・受付開始

19:00 セミナー開始

高校中退・大学ミスマッチは、本人だけの問題なんですか?
~通信制高校と進路選択・指導の現場から考える本当に必要なこと~

登壇者:
今井紀明 氏(NPO法人D×P 共同代表)
川原祥子 氏(NPO法人NEWVERY 高大接続事業部ディレクター)

コーディネーター:
岩切準(NPO法人夢職人 代表理事・「ひみつ基地」編集長)

前半は、今井さん、川原さんの実際の取り組みをご紹介いただき、
後半は、会場の皆さまにもご意見・ご質問をお寄せいただき、
皆さんと共に一緒に考えを深めていく場にしたいと思います。

21:00 閉会

閉会後は、直接、登壇者と直接お話いただけます。
講演中に感じた疑問点や不明な点などをご質問いただけます。

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┃■ 登壇者
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◆パネリスト①

今井紀明 氏(NPO法人D×P 共同代表)

<プロフィール>
1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学出身。
専門商社で営業として勤務後、2012年3月に起業。
現在は大学・専門学校で中退予防事業を実施、通信制高校の生徒に
進学や就職のためのキャリア教育を関西で実施。
ソーシャルビジネスコンペedge2013で優秀賞、
ソーシャルビジネスコンペ近畿2012で準グランプリ受賞。

◆パネリスト②

川原祥子 氏(NPO法人NEWVERY 高大接続事業部ディレクター)

<プロフィール>
1987年熊本生まれ。明治大学 政治経済学部経済学科卒業。
大学在学中は、世界110カ国でグローバルインターンシップを
運営するNPO法人アイセックに所属。
4年次には全国の支部を束ねる日本支部事務局の局員として、
若者へのグローバルな成長機会の提供を掲げ、尽力する。

大学卒業後は採用コンサルタントとして、大手企業を中心に
金融からメーカーまで、幅広い企業の採用プロモーションや
採用業務の効率化、選考プロセスの設計に携わる。その後、
研修企画会社を経て、現在は、NPO法人NEWVERYにて
高大接続事業部のディレクターとして、高等教育機関
(大学・短大・専門学校)と高等学校の接続問題に取り組む。
主に高校生が大学生と一緒に授業を受け、
普段の大学を体験する「WEEKDAY CAMPUS VISIT」
プログラムの企画・推進を行っている。

◆ コーディネーター

岩切準
(NPO法人夢職人代表理事・「ひみつ基地」編集長
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン理事)

2004年に東京都東部エリアの江東区・江戸川区を中心に、
子どもや青少年を対象とした社会教育事業に取り組む「夢職人」を設立。
2005年より江東区内公立小学校の評議員を務める。
2008年にNPO法人化し、代表理事に就任。
これまでに300以上の社会教育プログラムに携わり、
のべ4,000人以上の子どもや若者の成長の支援を行なっている。

東日本大震災後には、避難所のリサーチ・アセスメントを行い、
特別な支援を必要する被災者と専門性の高いNPOをつなぐ
「被災者とNPOをつないで支える合同プロジェクト」(つなプロ)
宮城県南部・最北支部長を務めた。その後も首都圏での
「東日本大震災ボランティア合同説明会」を主催し、
原発事故の影響から子ども達を守る「ふくしまキッズ」の
被災児の支援にも携わっている。

2014年から経済的な理由によって学校外教育を十分に受けることが
出来ない子ども達に対して支援を行う公益社団法人
チャンス・フォー・チルドレンの理事に就任。

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┃■ 申込方法
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締切期限までに下記のメールフォームより必要事項を
ご記入のうえ、事前にお申込ください。

♪ 申し込みフォーム:

♪ 締 切 : 2月23日(日) 19:00まで

※参加申込後のキャンセルなどについては、事務局まで直接ご連絡下さい。

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【 主催/お問い合わせ先 】
NPO法人夢職人(担当:鈴木)
〒136-0071 東京都江東区亀戸6丁目54番5号 小川ビル2階
TEL/FAX : 03-5935-7302
E-mail : info@yumeshokunin.org

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Author:Eduwell Journal 編集部
本記事は、岩切準が担当。Eduwell Journalでは、子どもや若者の支援に関する様々な情報を毎月ご紹介しています。子どもや若者の支援に関する教育や福祉などの各分野の実践家・専門家が記者となり、それぞれの現場から見えるリアルな状況や専門的な知見をお伝えしています。
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