給付・奨学金

経済的に困難なひとり親家庭の中3生・高校生・高専生に、月額3万円の奨学金を給付!-​2023年度「夢を応援基金『ひとり親家庭支援奨学金制度』」利用者募集

学校で勉強する中学生・高校生

全国の母子家庭等及び寡婦の福祉の増進に取り組んでいる全国母子寡婦福祉団体協議会(以下、全母子協)は、全国の経済的に困難なひとり親家庭の中学3年生、高等学校(1~3年生)、高等専門学校(1~3年生)等に在籍する生徒を対象に、月額3万円の奨学金(返済不要)を給付する2023年度「夢を応援基金『ひとり親家庭支援奨学金制度』」(以下、本奨学金)の募集を開始しました。

本奨学金は、ローソングループより提供を受けた寄付金等を原資に行われ、2023年4月~2024年3月の間に給付される予定です。応募方法は郵送で、2023年4月27日(木)必着となっています。

「夢を応援基金『ひとり親家庭支援奨学金制度』」の概要

<奨学金>
月額30,000円(返還不要、他の奨学金との併用可)

<対象学生>
中学3年生、高等学校(1~3年生)、高等専門学校(1~3年生)等に在籍する生徒

<対象地域>
47都道府県

<応募資格>
下記の条件にすべて該当すること。
・ひとり親世帯(母子家庭・父子家庭等)であり就学に関して経済的に困難な生徒
・夢を実現するための意欲があり、社会貢献への積極的な姿勢のある品行方正な生徒
・全国母子寡婦福祉団体協議会(全母子協)加盟団体の会員、及び入会を希望する方の子ども(生徒)
・会員登録している団体、及び入会を希望する団体代表者の推薦を受けることができる生徒
[福島県、神奈川県(横浜市・川崎市を除く)、奈良県、高知県は全母子協にて会員登録可能]

※以下の場合は申請(応募)の対象になりません。
・1人あたりの収入平均額が100万円以上の場合(「申請書の記入要領」参照)
・2022年度の学校出席率が80%未満の場合(早退・遅刻を欠席とする場合があります)
(ケガ、病気など正当な理由がある場合を除く)
・兄弟姉妹による複数の申請があった場合の年少者(1世帯1名の申請)

<応募締切>
2023年4月27日(木)必着

本奨学金の詳細、申請用紙などの必要書類については、以下の全母子協のホームページよりご確認ください。

本奨学金は、ひとり親家庭の子どもたちが夢をもって「勉強したい」「進学したい」という思いを実現できるようにと2017年7月に創設され、2017年度から2022年度までにのべ2,400名に対して奨学金を提供しています。

Author:Eduwell Journal 編集部
本記事は、山田友紀子が担当。Eduwell Journalでは、子どもや若者の支援に関する様々な情報をご紹介しています。子どもや若者の支援に関する教育や福祉などの各分野の実践家・専門家が記者となり、それぞれの現場から見えるリアルな状況や専門的な知見をお伝えしています。

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