「児童虐待・マルトリートメント」に関する記事の一覧

児童虐待・マルトリートメント

子ども自身が児童虐待やマルトリートメントを知らないという危険-児童虐待の件数は過去最高!子ども本人からのSOSは約1%

平成30年度の児童相談所による児童虐待相談対応件数(速報値)は15万9850件で、過去最多を更新しました。児童相談所に寄せられる通告は、主に警察等(50%)、近隣知人(13%)、家族(7%)、学校等(7%)が行っているケースが多く、児童本人の通告は全体の約1%です。「私は虐待を受けている」と子ども自身が認識し、SOSを出すことができるようになるための取り組みをご紹介します。
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子ども虐待のない社会をつくるために(中編)-体罰禁止の法制化のその先に必要なこととは?

2019年7月23日に公益財団法人お金をまわそう基金・特定非営利活動法人タイガーマスク基金が主催し、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが協力し、「子ども虐待のない社会をつくるために~子どもの権利と体罰禁止」と題したセミナーが行われました。今回の記事は、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの川上園子氏の講演の後半部分となります。体罰禁止の法制化に向けての日本の取り組みや、海外の事例から学ぶべきことなどをお伝えします。
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子ども虐待のない社会をつくるために(後編)-体罰は傷害・暴行。子どもを所有物化する危険。

「子ども虐待のない社会をつくるために~子どもの権利と体罰禁止」と題したセミナーのレポートとして、前編・中編では、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの川上園子氏の講演をお伝えしました。後編の記事では、川上氏、NPO法人タイガーマスク基金代表理事の安藤哲也氏、同じくタイガーマスク基金理事の高祖常子氏の3人によるパネルディスカッションの内容をご報告いたします。
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子ども虐待のない社会をつくるために(前編)-子どもの権利と体罰禁止。しつけに暴力は必要ない。

2019年7月23日に公益財団法人お金をまわそう基金・特定非営利活動法人タイガーマスク基金が主催し、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが協力し、「子ども虐待のない社会をつくるために~子どもの権利と体罰禁止」と題したセミナーが行われました。今回の記事では、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの川上園子氏の講演をお伝えします。
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虐待を受けた子どもの心のケアに取り組む(後編)-五感を使って全身で森と遊ぶ「5センス・プロジェクト」

2018年10月11日に「タイガーマスク基金」が主催する勉強会が開催されました。テーマは「虐待を受けた子どもの心のケア~豊かな自然で子どもたちの笑顔を取り戻す~」です。本記事では、「5センス・プロジェクト」という森で過ごすプログラムを通じて、子どもの心のケアを行っている取り組みをご紹介します。「一般財団法人C.Wニコル・アファンの森財団」事務局長の野口氏の発表をお伝えします。
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虐待を受けた子どもの心のケアに取り組む(前編)-御蔵島でイルカと一緒に過ごす「ドルフィンプレイ」

2018年10月11日に「タイガーマスク基金」が主催する勉強会が開催されました。テーマは「虐待を受けた子どもの心のケア~豊かな自然で子どもたちの笑顔を取り戻す~」です。今回の記事では「ドルフィンプレイ」というプログラムを通じて、子どもの心のケアを行っている取り組みをご紹介します。「ドルフィンプレイ御蔵島」を主催している「NPO法人CROP-MINOR」理事長の中山氏の発表をお伝えします。
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虐待する親を否定しない支援。親を責めたいわけじゃないけど、避難したかった。-作家・田村真菜さんインタビュー(後編)

10歳の時に母と妹と野宿の旅に出た体験をもとに描かれた、ノンフィクション・ノベル「家出ファミリー」が晶文社より出版されました。この本を上梓した田村真菜さんは、ニュース編集やNPO勤務、起業などの経験を経て、現在は作家・セラピストとして活動されています。今回の記事では、虐待されていた時の心情や親への気持ち、「支援される」ということに対しての違和感などを語っていただいています。
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虐待する親だけを一方的に責めたくない。親自身も悩み苦しんでいる。-作家・田村真菜さんインタビュー(前編)

10歳の時に母と妹と野宿の旅に出た体験をもとに描かれた、ノンフィクション・ノベル「家出ファミリー」が晶文社より出版されました。この本を上梓した田村真菜さんは、ニュース編集やNPO勤務、起業などの経験を経て、現在は作家・セラピストとして活動されています。12歳まで義務教育を受けず、虐待経験を抱える田村さん。自身の経験を著書にしようと至った経緯についてお話を伺いました。
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東京都23区の児童虐待相談対応数ランキング-児童虐待が最も多い区はどこか?近年、急増している区はどこか?

児童虐待に関する相談件数は年々増加し、現在では年間約8万件を超えています。「児童虐待防止法」の施行により、虐待に関する認知は高まってきている一方、その対策については十分になされているとは言えない現状です。本記事では、東京都23区内の児童虐待の現状や、ここ5年間の虐待件数の推移について、具体的な数値を基に解説していきます。新たに見えてきた「課題」を明らかにしていきます。
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行方不明の子どもが乳幼児で四千人超、小中学生で一千人超-10年間子どもが失踪してもわからない日本社会

「居所不明児童・生徒」に関する話は、何年も経過して大きな事件になって明らかになっており、報道されるようなケースは氷山の一角でしかありません。原因・理由は、DV(ドメスティックバイオレンス)などで住民票を残したまま身を隠している-ケースもありますが、虐待などで親や親族が隠蔽するケースもあります。日本のこのような子ども達の実態は一体どのようになっているのでしょうか?