「メンタルヘルス」に関する記事の一覧

メンタルヘルス

抑うつ症状が重度の子どもほど、誰にも相談せずに様子を見る傾向-国立成育医療研究センター「コロナ×こども本部」調査報告

国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)は、2021年12月に実施した二つの調査から、重症度の高い抑うつ症状を呈する子どもほど、「すぐ誰かに相談する」と回答したこどもが少なく、「誰にも相談しないでもう少し自分で様子をみる」と回答した子どもの割合が多くなっているという報告をまとめました。
メンタルヘルス

ソーシャルキャピタルが高いと認識している子どもは、抑うつが低く、QoLが高い-弘前大学・子どものこころの発達研究センター

ソーシャルキャピタルが高いと認識している子どもは、抑うつが低く、QoLが高いことということが、弘前大学大学院医学研究科附属・子どものこころの発達研究センターらの研究グループが行った共同研究の分析結果からわかりました。子どもたちが通う学校のソーシャルキャピタルを高めることが子どもたちのメンタルヘルスの問題を予防することにつながる可能性があるとしています。
メンタルヘルス

学校再開後に急増する女子中学生・高校生の自殺-コロナ禍の10代女子の自殺者数が前年比4倍に

新型コロナウィルスの感染拡大により日常生活が大きく変わり、様々な場面で多くの人にこれまでにないストレス・精神的な負担が生じています。今回の記事では、厚生労働省が公表している自殺統計のデータをもとに、コロナ禍において、誰がその影響を大きく受けているのか考えます。
メンタルヘルス

コロナ禍における子どもへの心理的影響とは?-孤独感、自傷・暴力行為。小学生のストレス反応・症状が顕著。

新型コロナウィルスの感染拡大により、子どもを取り巻く環境は大きく変化し、子どもたちは今、強いストレスにさらされています。また、この影響は中長期的に続いていくことが懸念されます。今回の記事では、「国立成育医療研究センター」が実施したアンケートをもとに、コロナ禍における子どもの心理的影響についてお伝えしていきます。
メンタルヘルス

新型コロナによる休園・休校や外出自粛が与える親子への影響とは?-親子ともに急激な環境変化から強いストレスを抱えやすい状況に

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、3月~4月と続いている外出の自粛要請。感染を防ぐためには必要な措置ではありますが、一方で、外出できないことによりストレスが高まり、リスクにさらされている家庭もあります。家庭内でどのようなことが起こり得るか、そして困っている家庭を支えるために、どのような支援先や相談先があるのか、本記事を通して伝えていきます。
メンタルヘルス

事故でも病気でもない!若者の死因の第一位が「自殺」という国-子どもや若者を行き詰まらせないために必要なこと

「18歳以下の自殺は、9月1日に最も多い」という話題が報じられ、インターネット上では「学校が辛いなら逃げてもいいよ」というメッセージが多く発信されていました。そもそも、学校に行かないことは「逃げ」なのでしょうか。なぜ日本の若者の多くは「自殺」という選択をしてしまうのか、その状態まで追い込んでしまうのは、若者を取り巻く社会全体の構造として、大きな問題が存在していると考えます。
メンタルヘルス

子どもや若者に心配される「五月病」の原因と対策・対処法とは?-「五月病かも」と思ったら大切にして欲しい3つのポイント

新年度になる4月が過ぎましたが、進学・新社会人・異動など、新しい環境で頑張っている方も多いのではないでしょうか?この時期、真面目に頑張っている人がかかりやすいのが、いわゆる「五月病」です。やる気が起きない、体がだるいなどの症状が現れます。今回は、5月に限らずこの「五月病」の症状が出た時に、自分や周りの人がどのように対応したらよいかをご紹介していきます。