教育格差 「親の所得格差=子どもの教育格差」にしない!-学校外で生じる教育格差をなくす新プロジェクトが始動! 2017年10月12日。文部科学省における記者会見をもって、教育格差解消に向けた新しい取り組みがスタートしました。その名も「スタディクーポン・イニシアティブ」。経済的な理由で塾に通えない高校受験生・中学3年生に対して、寄付金を原資にしたクーポンを提供する試みです。多様なセクターが連携して取り組む、全国初のモデルとなります。プロジェクトの概要や記者会見の様子を、お伝えします。 2017.10.15 教育格差
こども食堂 善意の「子ども食堂」で傷つけられる子どもたち-悪意のない「無理解」と押し付けられる「正しさ」 全国的に広がりを見せる「子ども食堂」。子どもの貧困の実態などが多くメディアで取り上げられ、世間の関心は高まってきています。一方で、子ども食堂が子どもにとってどんな場所であるのか、子どもや保護者はどのような心情であるのか、などについての理解が追いつかず、悪意なく傷つけてしまう場面も見られます。「子どものため」の場として、子ども食堂はどのような場であるべきなのでしょうか。 2017.10.14 こども食堂
オルタナティブ教育 多様な子どもに開かれた「学びの場」を増やしたい!-多様な教育の博覧会「エデュコレ」主催・武田緑氏インタビュー(前編) 先駆的な教育を行っているのは海外のみならず、日本の各地でも、従来の教育の枠組みを超え、特徴的かつ魅力的な教育の取り組みが、いくつか行われています。子どもたちに合わせた形で、教育の在り方そのものが変化していけるように、多様な教育を知る機会がもっと必要!そんな想いで「エデュコレ」を主催している武田緑さんにお話を伺いました。 2017.10.13 オルタナティブ教育
学校教員 新任教員が語る悩み!学校の教育現場のリアル(第二話)-膨大な量の「ルール」や「マニュアル」に困惑 学校教員として新規採用されてから一年間の条件附採用期間の後、精神疾患を理由として依願退職した人の割合は、ここ数年で増加傾向にあります。「新任教員は学校現場でどのような苦悩を抱えているのか?」について、学校教員で勤務経験のある方にインタビューを行いました。第二話となる今回は、学校内の多すぎる「ルール」や「マニュアル」に焦点を当てて、お話を伺っていきました。 2017.10.12 学校教員
多文化共生 日本では当たり前?子育ての「暗黙のルール」に困る外国人保護者-外国人保護者の「あるある話」で終わらせてはいけない 日本には238万人の外国人の方々が暮らしており、そのうちの半分以上が20代~40代の結婚・出産・子育て世代の方々です。日本人が外国へ行き、文化の違いに戸惑うことと同じく、外国の方々もまた、日本の「常識」や「暗黙のルール」に困惑するケースが起きています。外国人の方々の困り感を減らし、安心して子育てをしていくことができる環境を作るためには、どのような解決策が必要なのでしょうか。 2017.09.14 多文化共生日本語教育
学校教員 新任教員が語る悩み!学校の教育現場のリアル(第一話)-いきなり繁忙期に!すぐに重要な「黄金期間」へ突入 4月は子どもたちの期待と不安と同じく、新任教員も期待と不安を同時抱えています。新規採用されてから一年間の条件附採用期間の後、精神疾患を理由として依願退職した人の割合は、ここ数年で増加傾向にあります。「新任教員は学校現場でどのような苦悩を抱えているのか?」について、学校教員で勤務経験のある方にインタビューを行いました。今回は「4月」という時期に焦点をあてていきました。 2017.09.13 学校教員
子どもの貧困 一歩踏み込んだ次の「子どもの貧困対策」とは?-「対子どもだけ」から「対家庭」へ支援を広げて深める 「子どもの貧困」への対策として「無料塾」や「子ども食堂」などの取り組みが広まり、支援の場が広がってきていることは、課題解決にとって大きな前進です。「対子ども」へのアプローチは少しずつ形作られきている一方、「対家庭」への支援が、まだ十分とは言えない現状があります。子どもの貧困を解決していく上で、「家庭」に対してどのように働きかけていくべきなのか?本記事を通して考えていきます。 2017.09.12 子どもの貧困政治・制度
メンタルヘルス 事故でも病気でもない!若者の死因の第一位が「自殺」という国-子どもや若者を行き詰まらせないために必要なこと 「18歳以下の自殺は、9月1日に最も多い」という話題が報じられ、インターネット上では「学校が辛いなら逃げてもいいよ」というメッセージが多く発信されていました。そもそも、学校に行かないことは「逃げ」なのでしょうか。なぜ日本の若者の多くは「自殺」という選択をしてしまうのか、その状態まで追い込んでしまうのは、若者を取り巻く社会全体の構造として、大きな問題が存在していると考えます。 2017.09.11 メンタルヘルス
高校中退 高校中退のひとり親の学び直しを支える-将来の選択肢を広げる!学び直しを阻むいくつものハードルとは? 様々な事情を抱えて「高校中退」という選択肢を取らざるを得なかった方の中には、一人親として子育てをしている方も存在します。高校生の妊娠や一人親になることへの見方は厳しく、退学させてしまう学校も存在しますが、突き放すことが本当に良いことなのでしょうか。「高校中退」をした方の、新たな「学び直し」を支えていくために必要な支援について、本記事を通して考えていきたいと思います。 2017.08.14 高校中退学習支援
アウトリーチ 積極的な「アウトリーチ」で、非行を未然に防ぐ取組みとは?-被害者・加害者のどちらも生み出さないために 「アウトリーチ」は、本来支援を必要とする人を見つけ、支援が届かない人にもそれを届ける方法で、より積極的な支援と言えるでしょう。「非行防止」という点においては、子どもが抱えている問題を早期発見し、被害者・加害者の双方を生み出すことを防ぐことにつながる、と言われています。非行防止における、「アウトリーチ」の取り組みの現状と課題について、お伝えしていきます。 2017.08.13 アウトリーチ