投稿記事の一覧

特別支援

子どもたちにエビデンスに基づいた特別支援教育を!①-全国をリードする「とくしま支援モデル」とは?

近年、特別な支援を要する子どもの数は増加傾向にあり、学校現場でも、その対応が急務な課題となっています。そんな中、全国で先端的な特別支援教育のモデルを作り上げようとしている県があります。それが徳島県です。事業の中核を担う、徳島県立総合教育センターの田中清章先生へのインタビューを通して、徳島県の取り組みをご紹介していきます。
保育・幼児教育

元幼稚園教諭が教える!子どもが主役の幼稚園の選び方のポイント③-幼稚園によって異なる一学級の子どもの人数

これまでの記事では、「自由遊び」の時間を十分確保しているかどうか、「行事」は子どもが主体的に取り組めるように、時間の余裕をもって組まれているか、という点についてお伝えしていきました。本記事では「一学級の人数」について考えていきます。一学級の人数は、法的な基準は定められているものの、自治体や園ごとに基準が異なっているのが現状であり、極端に人数が多い園も存在しています。
自然体験

大学生や社会人にオススメ!過疎地の農業を支援する援農ボランティア-都市と田舎をつなぐ新しい交流のカタチ

地方では、少子高齢化・過疎化によって農作業の担い手が急速に減っています。また、そのまま放置されている耕作放棄地も増えています。地方で生産されている作物を消費しているのは、多くは都市部に住む人たちです。地方の農業の担い手がいなくなるということは、都市部に住む人たちにとって無関係ではないはずです。「援農ボランティア」の在り方について考えていきます。
少年犯罪

罪を犯した少年は、いかにして少年審判で裁かれるのか?-少年は罰する存在ではなく、保護や教育をする存在

中学生や高校生などの少年による犯罪は、メディアでも大きく取り上げられています。中には残虐な事件もあり、少年犯罪に対する厳罰化を求める議論も起こっています。成人と同じように少年を処罰することが、本当に正しいのでしょうか?少年審判がどのように行われているのか、また「少年法」は「少年」をどのような存在として捉えているのか、本記事を通してご紹介します。
保育・幼児教育

元幼稚園教諭が教える!子どもが主役の幼稚園の選び方のポイント②-多すぎる行事が子どもと教師を圧迫する

先月号の記事では、「バス通園」か「徒歩通園」かという「利便性」ではなく、子どもを主役にして考えた時に、「自由遊び」の時間を、子どもが遊びこめるくらい保証しているかどうかがポイントであることをお伝えしました。本記事では「行事」の位置づけについて考えていきます。幼稚園の顔とも言える「行事」ですが、その行事は果たして子どもの成長発達にとって意味あるものになっているのでしょうか。
学校教員

学校教員・教師志望の大学生こそ学校外へ出よう!-学校教員・教師になってから苦労しないために必要なこと

学校教員・教師に求められるレベルは年々高まっており、それに伴い初任者に求められるレベルも上がっています。民間企業のように一定の研修期間などはなく、採用されてすぐに学級担任を任されることも少なくありません。様々な能力が求められる学校現場において活躍していくためには、教育実習が始まる頃ではなく、大学生の早い段階から準備を積み重ねていくことが不可欠です。
保育・幼児教育

小規模保育園は、従来の保育所よりも保育の「質」が悪いのか?-園の規模や子ども対保育士比は、子どもの発育状況に関連しない

空き家やマンションなどの一室を保育の場として使用する小規模保育が認可事業となり、待機児童問題解決の手段として注目を集めています。しかし、「狭い」「園庭がない」などの側面が目立ち、「子どもにとっていい環境ではないのでは?」というイメージが先行しています。しかし、慶應義塾大学の研究調査チームによると、子どもの発育状況に影響を与えるのは「園の規模」ではないことが明らかになりました
高校中退

夜の世界で働く若者のための学習支援サービスとは?-高校中退から高卒認定を取得し、将来の選択肢を広げる

「高校中退」という学歴では、就ける仕事が限られており、建設現場や水商売の仕事で稼ぐしかないという人も少なくありません。「高卒認定」を取りたい気持ちはありつつも、どうやって勉強したらいいかわからず、前に進めない場合が多いのが現状です。そんな人たちを支援しようと、関西の一般社団法人が、夜のお店で勉強会を行う取り組みを始めました。どのような価値をもつ機会となったのでしょうか?
保育・幼児教育

元幼稚園教諭が教える!子どもが主役の幼稚園の選び方のポイント①-幼児教育で重要な「自由遊び」の時間

幼稚園を選ぶ時に、何を基準に選びますか?給食か弁当か、バスか徒歩かなど「利便性」で選ぶことはよくあると思います。しかし、その選び方は、本当に子どもが主役になっているのでしょうか。子どもにとって幼児期は、生涯の人格形成につながる大事な期間です。本記事では、子どもの成長発達の視点から考えた時の幼稚園選びのポイントを紹介していきます。
放課後

世界の放課後から日本の放課後を考える(後編)-遊びの中で学ぶことを大切にしているフィンランド

前回はアメリカとカナダの放課後を紹介していきましたが、今回はフィンランドの放課後を見ていきます。日本の放課後と言えば、宿題や部活などの「やるべきこと」に追われ、子どもたちの自由な時間を確保しにくい現状があります。フィンランドは「学力が世界一」と、注目されることが多い国ですが「子どもは遊ぶのが仕事」という考え方のもとのびのびと遊ぶ時間も大事にしているようです。