国内に関する記事

子育て・育児

子どもの仲間同士や親子の対立をちからに変える-お互いの考えを尊重し、意見が違うことを楽しむために

だれかが言ったアイディアに、すぐに「いいね!」とだれの反対意見も出ないままグループワークが進むことがあります。きっと他に意見があるはずです。でもそれを言えないのは、人と対立をすることに苦手意識を持っている子どもが多いからではないでしょうか。対立を恐れず、否定的ではなく前向きに捉えるために必要なことは何か、本記事を通して考えていきます。
子育て・育児

その教育って本当に効果あるの?教育の真実を探る!-経験則や思い込みの教育から科学的根拠に基づく教育へ

教育を全く受けたことがない人はいないので、誰でもある程度自分の経験則に基づいて教育の良し悪しを語ることができますが、その良し悪しの判断が大勢の子どもや若者にも当てはまるのでしょうか。「なんとなくの教育」から科学的な根拠に基づいて教育を行っていくべきだと切り込んだ『幼児教育の経済学』や『「学力」の経済学』の二冊が今、大変な評判となっています。この二冊について、紹介していきます。
シチズンシップ教育

18歳からの選挙権!若者の投票率を上げるために必要なこと-こどものまちから学ぶシチズンシップ教育

2015年6月17日に改正公職選挙法が参院本会議で、全会一致で可決し、成立しました。これによって、選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられました。来年の夏の参院選から適用される見通しで、18歳、19歳の約240万人の若者が新たに有権者となります。この歴史的な大きな変化に対して、学校教育や社会教育はどのように対応していくのでしょうか?本記事を通して考えていきます。
不登校・ひきこもり

当事者と家族をサポートする第三者が必要-不登校・ひきこもり専門カウンセラー金馬宗昭氏インタビュー(後編)

不登校の子どもは、小中学校合わせて11万9千人以上、高校生では8万3千人が現在確認されています(文部科学省調べ)。完全なひきこもり状態となってしまい、外界とのつながりを断ってしまった子どもたちは、学校などの支援は届きにくく本人が自らの将来を諦めてしまい、動くことができません。働きかけが非常に困難な層をサポートをしている金馬宗昭さんのインタビュー記事です。
特別支援

68人に1人が自閉症!?自閉症の子どもは急増しているのか?-社会の都合によって変化する発達障害の定義

こだわりや興味の幅の狭さ、社会的なコミュニケーションの困難さなどが特徴である自閉症。米国の疾病管理予防センター(CDC)の2012年の調査では、88人に1人が自閉症スペクトラム障害であるという結果が出て、その2年後のデータでは68人に1人が自閉症スペクトラム障害であるという結果が示されています。自閉症の子どもが増えているのは、なぜなのでしょうか。
高校中退

高校中退して次の進路に悩んでいるキミに伝えたいこと-高校中退後に訪れる2つのしんどい波を乗り越える

高校中退後のしんどさには2つの波があるように思います。そしてその波を乗り切った者は、高校中退を感じさせない未来を生きているように思えます。高校中退者が持つ背景は複雑で困難で多様。進路という面だけを切り取って語ることにどれほどの意味があるのかは分かりませんが、しんどさの中身を具体的に見ていきたいと思います。
不登校・ひきこもり

全ての関係を断った不登校やひきこもりの子どもや若者の力になりたい-不登校・ひきこもり専門カウンセラー金馬宗昭氏インタビュー(前編)

不登校の子どもは、小中学校合わせて11万9千人以上、高校生では8万3千人が現在確認されています。そのぶん、フリースクール・通信制高校・サポート校など、学校に行きづらさを感じた若者のための進路は多様化していきました。一方、問題となっているのは完全なひきこもり状態となってしまった子どもたちです。働きかけの困難な層をサポートしていくため「すずかげ教育相談所」を開設した金馬さんのインタビューです。
性教育・性の健康

正しい性の知識を届け、悩める思春期の男子たちを救う!-NPO法人ピルコン理事長・染矢明日香氏インタビュー

性の健康教育を広げるNPOとして、若い世代や保護者を対象に性教育やライフプランニングを学ぶ講座を行っているNPO法人ピルコン理事長の染矢明日香さん。今回初の著作として『マンガでわかるオトコの子の「性 」―思春期男子へ13のレッスン』を刊行されました。本書を出版することになったきっかけや背景についてお伺いしました。
高等教育

数年後に大学入試センター試験が廃止されてなくなる!-新しい大学入試は何をどのように測るのか?

大学入試が変わるというニュースを目にした方も多いのではないでしょうか。20年以上実施されてきた大学センター試験が廃止されるということで、世間からも広く注目を集めています。今の中学1年生が高校3年生になる2020年度実施分から新しくなると言われています。その情報公開や対応の早さは異例です。そもそも、なぜ大学入試は変わらなければならないのでしょうか。
子育て・育児

思春期の子どもを持つ親に大切にして欲しい4つのこと-思春期の子どもへの接し方・関わり方で親子関係は変わる

子どもが思春期にさしかかる小学校中・高学年あたりから、幼少期の頃の様子とは変わってきます。それに伴って、親子間のコミュニケーションも変化してきます。思春期の真っ只中の中学生や高校生になるとより男子も女子も一層変化が鮮明になります。思春期の子どもとのコミュニケーションに不安や戸惑いを感じる親は少なくありません。子どもが思春期の親として、どうすればいいのでしょうか?