学校教育

初等教育

世界に誇る食習慣を育む日本の学校給食-好きな物だけ食べてあとは残しても良し!?アメリカの学校給食事情

食が文化の大切な一部であることは誰もが認めるところだと思います。学校教育の現場で食といえば、給食です。日本で長い歴史を持つ給食は「空腹を満たすもの」としての役目のみならず、学校教育の一環としても重要な役割を担ってきました。給食を通し、様々な食材をバランスよく摂取する指導、正しい食事作法を身につける指導などが実践されていますが、その歴史はいつ頃から始まったのでしょうか。
中等教育

不登校経験者の社会的自立を支える通信制高校の仕組みとは?-通信制高校生徒・保護者アンケート調査結果報告②

2014年12月4日、アルカディア市ヶ谷にて「学校再創生~教育制度の柔軟化の推進」 (新しい学校の会・第9回シンポジウム)が開催されました。新しい学校の会は、構造改革特区の制度を利用し、学校経営を行う株式会社(=学校設置会社)が 集う連盟です。本記事では、本シンポジウムで公表された通信制高校の生徒および保護者3,600人から集めたアンケート調査結果についてのレポートです。
高等教育

NEWVERYが運営する国分寺の学生寮「チェルシーハウス」に行ってみた。(後編)-学生寮は日本の大学生の成長の場となるのか?

NPO法人NEWVERYは本気で大学生活を充実させたい学生が集まる学生寮「チェルシーハウス」を運営し、学生たちがより充実した学生生活を送れるように支援しています。「チェルシーハウス」は学生たちの成長の場となるのでしょうか。前編に引き続いて、編集部が体験宿泊させてもらったときの様子をお伝えします。
初等教育

映画『みんなの学校』真鍋俊永監督インタビュー①-不登校も特別支援学級もない“ふつうの”小学校が生まれた理由

大阪市内にある公立小学校の一年間に密着したドキュメンタリー映画『みんなの学校』が今、大きな話題となっています。普通の公立小学校でありながら、特別支援学級も設けず発達障害がある子どもも共に学び、不登校ゼロを実現しています。今回は、本映画を製作した真鍋俊永監督に、映画が出来た経緯や大空小学校の様子についてインタビューしました。前編・後編の2つの記事でご紹介いたします。
初等教育

映画『みんなの学校」真鍋俊永監督インタビュー②-大空小学校が示す公立小学校の役割と教育のあり方とは?

大阪市内にある公立小学校の一年間に密着したドキュメンタリー映画『みんなの学校』が今、大きな話題となっています。普通の公立小学校でありながら、特別支援学級も設けず発達障害がある子どもも共に学び、不登校ゼロを実現しています。今回は、本映画を製作した真鍋俊永監督に、映画が出来た経緯や大空小学校の様子についてインタビューしました。前編・後編の2つの記事でご紹介いたします。
高等教育

「もてなし疲れ」で終わらない方法は?「地域と大学の連携」のリアル(ヒビノケイコ)

「地域と大学の連携」という地域活性化の定番施策がありますが、その現場では何が起きているのでしょうか。地方の国立大学では今、地域連携の学部や学科が増えていますが、地域の需要と大学の事情、色々な背景があるようです。ビッグイシュー・オンライン編集部より、ヒビノケイコさんの記事です。
高等教育

NEWVERYが運営する国分寺の学生寮「チェルシーハウス」に行ってみた。(前編)-学生寮は日本の大学生の成長の場となるのか?

学生一人ひとりの大学生活を充実させるための取り組みとして、NPO法人NEWVERYはチェルシーハウスという学生寮を運営しています。ここには、大学生活の中で本気でやりたいことがある学生が集まり、日々切磋琢磨し合う姿があるといいます。今回、編集部が体験宿泊を通して取材させてもらえることなりました。チェルシーハウス内の設備を中心に、その秘密を解き明かしていきます。
中等教育

生徒の過半数が不登校経験者の通信制高校の仕組みとは?-通信制高校生徒・保護者アンケート調査結果報告①

2014年12月4日、「学校再創生~教育制度の柔軟化の推進」が開催されました。本シンポジウムでは、通信制高校の生徒および保護者3,600人から集めたアンケート調査結果発表、通信制高校生徒・保護者の体験談発表、有識者によるパネルディスカッションが行われました。本記事は、本シンポジウムで公表された通信制高校の生徒および保護者3,600人から集めたアンケート調査結果についてのレポートです。
学校教育

なぜ、日本の教育改革は遅々として進まないのか?-変化の激しい時代にいつまでも時代遅れの教育が続く理由

教育は、農業や林業のようなもの。政治から一定の距離をおき、一度決めたら変わりにくくするための仕組みが組み込まれています。その仕組みは地方では教育委員会制度であり、国においては中央教育審議会(以下、中教審)です。しかしこの中教審は、日本の教育の方針を決める重要な審議会であるにも関わらず、その位置づけや中身はあまり知られていません。どのような仕組みになっているのでしょうか。
中等教育

生徒層が変化し、苦慮する通信制高校の今 -学びのセーフティネットに規制よりも正確な情報開示を

通信制高校の卒業生の2人に1人(44.5%)が進学も就職もしないという通信制高校の課題があります。2014年8月に発表された、文部科学相「平成26年度学校基本調査」の速報値では、通信制高校における進路未決定率が平成23年度の44.5%から41.5%に改善しましたが、公立校・私立校で見ると、その違いが浮き出てきます。なぜ公立の通信制高校の進路未決定率は高いのでしょうか?