中等教育

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生徒の過半数が不登校経験者の通信制高校の仕組みとは?-通信制高校生徒・保護者アンケート調査結果報告①

2014年12月4日、「学校再創生~教育制度の柔軟化の推進」が開催されました。本シンポジウムでは、通信制高校の生徒および保護者3,600人から集めたアンケート調査結果発表、通信制高校生徒・保護者の体験談発表、有識者によるパネルディスカッションが行われました。本記事は、本シンポジウムで公表された通信制高校の生徒および保護者3,600人から集めたアンケート調査結果についてのレポートです。
中等教育

生徒層が変化し、苦慮する通信制高校の今 -学びのセーフティネットに規制よりも正確な情報開示を

通信制高校の卒業生の2人に1人(44.5%)が進学も就職もしないという通信制高校の課題があります。2014年8月に発表された、文部科学相「平成26年度学校基本調査」の速報値では、通信制高校における進路未決定率が平成23年度の44.5%から41.5%に改善しましたが、公立校・私立校で見ると、その違いが浮き出てきます。なぜ公立の通信制高校の進路未決定率は高いのでしょうか?
初等教育

いじめや不登校が急増する「中1ギャップ」-学制改革・小中一貫教育で本当に解消できるのか?

子どもは試行錯誤を繰り返しながら、色々な課題を乗り越えて成長していきます。特に課題にぶつかりやすいのは、幼稚園から小学校、小学校から中学校、中学校から高校とコミュニティ・環境が変わるタイミングです。特に中学1年生は思春期のはじまりの頃とも重なり、心理的・身体的にも不安定になりやすい時期となります。この時期に不登校やいじめといった問題が急増し、「中1ギャップ」と呼ばれています。
初等教育

学校で子どもが掃除するのは当たり前ではない-世界の教育をリードする日本の学校清掃

日本の小、中、高等学校で毎日のように行われる「生徒(児童)による学校清掃」は、長年実践され日本文化に深く浸透しています。私たち日本人には馴染み深い学校清掃ですが、実は世界の国々では生徒が掃除を行っている国よりも、プロフェッショナルが掃除を担当する国の方が多いとのデータがあります。さて、日本の生徒による掃除文化はどこに起源があるのでしょうか。
中等教育

高校中退・大学ミスマッチは、本人だけの問題なんですか?-通信制高校と進路選択・指導の現場から考える本当に必要なこと③

2014年2月27日に"ひみつ基地会議Vol.2「高校中退・大学ミスマッチは、本人だけの問題なんですか?~通信制高校と進路選択・指導の現場から考える本当に必要なこと~」”を開催しました。お二人のゲストにお越しいただき、高校中退や大学ミスマッチの実情と解決方法を議論しました。セミナーの全文書き起こしを3回に渡ってレポートいたします。
初等教育

居心地の良い集団づくりのために②-クラスが成長するために、教師・支援者として大切にしたい3つのこと

春、出会いの季節。学校では新しいクラスや先生との出会いがあり、約1ヶ月が過ぎる時期ですね。今回の記事は、一年前「居心地の良い集団づくりのために今一度考えるべきこと」を執筆した藤樫さんが、グループの形成期にファシリテーターとして大切にしていることを再考し、ご紹介いただいている記事になります。
初等教育

単純な土曜授業の復活は無意味である-「授業時間の増加=学力向上」というデタラメな神話

完全学校週五日制が平成一四年からスタートし12年が経ちました。段階的に第二土曜日が休みとなり、次に第四土曜日も休みとなり、完全に土曜日が休みとなりました。しかし昨今、子どもの学力向上のために、土曜日の授業を復活させ授業時間数を増やせば良いという話をよく伺います。「授業時間の増加=学力向上」という論理は本当なのでしょうか?
中等教育

高校中退・大学ミスマッチは、本人だけの問題なんですか?-通信制高校と進路選択・指導の現場から考える本当に必要なこと②

2014年2月27日に"ひみつ基地会議Vol.2「高校中退・大学ミスマッチは、本人だけの問題なんですか?~通信制高校と進路選択・指導の現場から考える本当に必要なこと~」”を開催しました。お二人のゲストにお越しいただき、高校中退や大学ミスマッチの実情と解決方法を議論しました。セミナーの全文書き起こしを3回に渡ってレポートいたします。
子どもの貧困

子どもの貧困を解決するために必要な「学校」という場 -必要な支援を子ども達に届けるための仕掛け

子どもにとって4月という時期は、進級、クラス替え、進学といった大きな環境の変化が訪れる時期だと思います。これまで「子どもの貧困」は子どもから「将来」「つながり」を奪っていくものだと述べてきましたが、実際に私たちはそのような状況にどう関わればいいのでしょうか。今回は「学校」という切り口からそのことについてお伝えしていきます。
中等教育

「大学が合わない!」と思ったアナタへ伝えたいこと-「こんなはずじゃなかった!」を挽回する方法

NEWVERYが運営する日本中退予防研究所の調査では、中退者の50%が1年生の前期のうちに何らかのつまずきを起こしている、という結果が出ています。大学中退者は年間約6万人、10人に1人という計算ですので、決して他人事ではありません。今回の記事は、入学後に「大学が合わない!」「こんなはずじゃなかった!」と感じている方向けに、解決するための具体的な方法をお伝えします。