「中等教育」に関する記事の一覧

初等教育

新型コロナウイルス感染症予防の学校再開ガイドラインを読み解く-学校再開後の授業や学校行事はどう変わるのか?

6月から段階的に再開となっている学校。日常的な感染予防はもちろんですが、感染リスクが高い学習活動や学校行事などは、制限せざるを得ない状況が今後増えてくると予想されます。本記事では、文部科学省や東京都から出されている「学校再開ガイドライン」を参照しながら、学校の学習活動や行事においてどのような影響や制限が生じるのか整理をしていきたいと思います。
中等教育

新型コロナの影響で、受験を控える高校3年生の高まる不安(後編)-急がれる経済的な困難を抱える家庭への支援

高校生へのヒアリングに加え、様々な企業や団体が実施しているアンケートも参照しながら、高校生たちが置かれている現状についてお伝えしていきます。特に経済的な困難を抱えている家庭の切実な声には耳を傾け、いち早く支援を届けるべきだと考えます。本人たちの不可抗力で不利益を被ることがないように、様々な方面からの支援が求められます。
中等教育

新型コロナの影響で、受験を控える高校3年生の高まる不安(前編)-オンライン授業やAO・推薦入試、学習環境への懸念

緊急事態宣言の延長に伴い、多くの学校で引き続き休校期間が続くことになりました。現在の高校3年生は、大学入試改革の過渡期で混乱にさらされている世代でもあり、追い討ちをかける形での休校期間は、さらなる不安や混乱を生んでいると思われます。今回は実際に数名の高校生に話を聞き、そこから見えてきた課題を支援策を整理したいと思います。
中等教育

課題先進地から教育先進地へ!全国から子どもや若者が集う離島とは?(後編)-「島留学」を推進!未就学児から高校生まで島全体が学びの場に!

少子化・過疎化・高齢化など、日本の多くの地域で直面していく課題。「島根県隠岐島前」も、少し前まではこれらの課題先進地でした。しかし今、「教育」を魅力化することで、島の再興を図る取り組みによって、全国から注目を集めています。本記事はEDUTRIP in 島根・隠岐」という教育視察ツアーの開催レポートです。隠岐・海土町の教育魅力化の取り組みを紹介していきます。
初等教育

課題先進地から教育先進地へ!全国から子どもや若者が集う離島とは?(前編)-生徒の自己実現を地域総がかりで支援する公立塾

少子化・過疎化・高齢化など、日本の多くの地域で直面していく課題。「島根県隠岐島前」も、少し前まではこれらの課題先進地でした。しかし今、「教育」を魅力化することで、島の再興を図る取り組みによって、全国から注目を集めています。本記事は「EDUTRIP in 島根・隠岐」という、教育視察ツアーの開催レポートです。隠岐・海土町の教育魅力化の取り組みを紹介していきます。
初等教育

学力の問題は、大阪の子どもの抱える問題の氷山の一角-今、大阪市の現役小学校教諭が伝えたいこと

2018年8月、大阪市の吉村市長は、「学力テストの結果を校長や教員のボーナス、学校予算に反映させる制度の導入を目指す」という方針をメディアに語りました。これは、大阪市が政令指定都市の中で学力が最下位という結果を受けてのものです。教育や福祉に関する専門家はもちろん、学校現場からも多くの疑問の声が挙がっています。大阪市で実際に教諭として働く方にインタビューを行いました。
初等教育

学力テストの結果を校長や教員のボーナス、学校予算に反映する危険-3名の識者が語るリスクと公教育として取るべき施策とは?

2018年8月2日、大阪市の吉村市長は、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を教員のボーナスや学校予算に反映させる制度の導入を目指す方針について、メディアに語りました。この方針には問題点が多く、教育や福祉に関する様々な専門家が警鐘を鳴らしています。どのような点において問題あるのか、本記事を通してご紹介していきます。
初等教育

学校教員・教師の働き方改革を進めるために必要なこと-学校が何をしてくれるかではなく、学校のために何ができるか

昨今、「働き方改革」が進められている中、学校現場の長時間労働の是正はまだまだ追いついているとは言えません。過労死ラインを超え、長時間労働をしている割合は、小学校の教職員で約6割、中学校の教職員で約7割以上だと言われています。文部科学省や教育委員会は様々な改善策を打ち出していますが、学校を取り巻く関係者(教職員、保護者、地域住民)の意識をどのように変えていくか?という点が重要です。
中等教育

学校から切り離した新しい部活動のあり方とは?-地域頼みの制度では成り立たずに消滅する

学校教員の長時間残業・労働の改善に向けて、「部活動」のあり方が議論されるようになってきました。学校教員で成り立っている部活動に対して、外部人材を参画させようという動きも出てきています。一方で、場所や担い手、責任が曖昧な「地域」にただ任せていこうと言うだけでは、十分な状況とは言えません。部活動は今後どのようにあるべきなのでしょうか?本記事を通して考えていきます。
初等教育

子どもの「スタディ・ライフ・バランス」も推進せよ!-勉強の効率化と「教育=学校」からの脱却で次の学びへ

2018年から創設される「キッズウィーク」。有給休暇がうまく取れずに、結局子どもの預け先を探さなければいけない状況も発生するのではという懸念もあります。子どもからすると長い夏休みの一部が削られ、キッズウィークの期間もどこかに預けられ、という状況は本末転倒です。子どもにとっての余暇の時間を削ることなく、充実させていくためにはどうしたらよいのか、本記事の中で考えていきます。