居場所

コロナ禍のオンライン時代に考える「子どもの居場所」-子どもが本当に居たい場所や時代とは何かを見つめ直す

緊急事態宣言の解除に伴い、長かった休校が徐々に再開されつつあります。「学校が休校しても、学びの保障を」と、子どもの学びを止めないよう大人が試行錯誤をしていた中で、子どもたち自身は休校期間をどのように捉えていたのでしょうか。友達と会えなくて寂しかった子もいれば、逆にほっとしている子もいたかもしれません。「子育ち」の環境整備について、本記事を通して考えていきます。
自然体験

逼迫する現場の状況と乖離する文科省「子供の自然体験活動推進事業」-新型コロナ対応として内容が疑問視される補正予算

新型コロナウィルス感染症対策を目的とした各省庁の補正予算について、事業内容や手続きに関して疑問を呈する報道が様々なメディアで行われています。今回の記事では、文部科学省が2020年度(令和2年度)補正予算事業(4.5億円)として行う「子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業」について、自然体験を行っている現場とかけ離れた内容になっている現状をお伝えします。
初等教育

新型コロナウイルス感染症予防の学校再開ガイドラインを読み解く-学校再開後の授業や学校行事はどう変わるのか?

6月から段階的に再開となっている学校。日常的な感染予防はもちろんですが、感染リスクが高い学習活動や学校行事などは、制限せざるを得ない状況が今後増えてくると予想されます。本記事では、文部科学省や東京都から出されている「学校再開ガイドライン」を参照しながら、学校の学習活動や行事においてどのような影響や制限が生じるのか整理をしていきたいと思います。
韓国

韓国の学校や市民が取り組む「民主的な教育」とは?④-平和教育の「PEACE MOMO」。進路を拓く「クリキンディセンター」

2020年2月8~11日に、「EDUTRIP in 韓国」が開催されました「EDUTRIP」は、「世界の教育に学ぶ旅」がコンセプトで「Demo」が企画運営している教育視察ツアーです。本記事は、ツアーレポートの最終回となります。「平和とは何か?」「良い暮らし、人生とは何か?」などについて考える施設を訪れ、ワークショップを体験したり、お話を伺いました。
求人情報

【2020年6月】求人募集!子どもや若者の未来をつくる仕事4選

ソーシャルビジネス・NPO・ベンチャー企業の求人情報サイト「DRIVEキャリア」から、2020年6月の求人情報として、若者の学び直しを支援する個別指導塾、放課後の教育活動、困難な状況に置かれた子どもの支援、オーダーメイドの保育家具についてご紹介!
多文化共生

新型コロナで海外ルーツの子ども・家庭支援団体の65%が活動休止・縮小に-不就学のリスク増!外国人保護者の経済状況悪化

日本で暮らす海外にルーツを持つ子どもや外国人保護者に大きな影響が出ています。海外にルーツを持つ全国の子どもやその家庭を支援しているボランティア、NPO等関係者を対象に行ったアンケート結果からは、支援活動が滞ってしまっている現状が明らかになりました。この状況が続くことにより、どのような困難が生じる可能性があるのか、本記事を通してお伝えしていきます。
中等教育

新型コロナの影響で、受験を控える高校3年生の高まる不安(後編)-急がれる経済的な困難を抱える家庭への支援

高校生へのヒアリングに加え、様々な企業や団体が実施しているアンケートも参照しながら、高校生たちが置かれている現状についてお伝えしていきます。特に経済的な困難を抱えている家庭の切実な声には耳を傾け、いち早く支援を届けるべきだと考えます。本人たちの不可抗力で不利益を被ることがないように、様々な方面からの支援が求められます。
中等教育

新型コロナの影響で、受験を控える高校3年生の高まる不安(前編)-オンライン授業やAO・推薦入試、学習環境への懸念

緊急事態宣言の延長に伴い、多くの学校で引き続き休校期間が続くことになりました。現在の高校3年生は、大学入試改革の過渡期で混乱にさらされている世代でもあり、追い討ちをかける形での休校期間は、さらなる不安や混乱を生んでいると思われます。今回は実際に数名の高校生に話を聞き、そこから見えてきた課題を支援策を整理したいと思います。
韓国

韓国の学校や市民が取り組む「民主的な教育」とは?③-子どもや青少年の性教育や相談に取り組む「アハセンター」

日本では、家庭や学校でもタブー視されがちな性教育ですが、韓国では、ソウル市が公立施設として設置している「アハ!ソウル市立青少年性文化センター」での性教育に関する取り組みが注目されています。性教育は、望まない妊娠や性暴力など、若者の心身に関する大変に重要な教育の一つです。今回も他の記事に引き続き、施設への訪問内容をレポートしていきます。
韓国

韓国の学校や市民が取り組む「民主的な教育」とは?②-共に学び育ち合う!民主的な学校運営を目指す「革新学校」

熾烈な受験競争のイメージが強い韓国の教育。その一方で、そのあり方に異議をとなえるかたちで、新しい取り組みが広がっている国でもあります。「EDUTRIP」に参加した大学4年生の流矢さんに、ツアー内容のレポート記事を書いていただきました。今回、学校現場で働いている先生たちで構成されている「実践教育教師の会」の皆様から革新教育について伺いました。