初等教育

全国学力テストで平均正答率ランキングよりも大切なこと-日本の子どもの現状を知る①

先日の8月下旬に平成25年度全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果(以下、全国学力テスト)が文部科学省より公表されました。学力テストが公表されると必ずといっていいほど、都道府県の平均正答率ランキングの話題が上がりますが、日本の教育を捉えるうえで重要な結果が忘れられてしまっています。もう一つの結果について検証していきたいと思います。
児童虐待・マルトリートメント

増え続ける子どもへの虐待は、一体誰が起こしているのか?-児童虐待を生み出し続ける日本の社会システム

児童養護施設で暮らしている子どもたちは多くが虐待や育児放棄の中で、何をやっても怒られるか無関心であったり、深刻な家庭においては親が家に帰らず食事やお風呂もままならない中、自信や意欲をなくしてしまっています。今回は、このような育児放棄をも含む「児童虐待」は一体誰が起こしているのかについてみていけたらと思います。
子どもの貧困

貧困が子どもから奪っていくものとは何か?-将来、働くという選択肢を失った子どもたち

「子どものころの夢」を、「将来は生活保護で暮らしていく」と語る子どもがいるとしたら、あなたは、どのような気持ちを抱きますか。「子どもの貧困」は、「夢」に大きな影響を与えます。「夢」がポジティブなものか、ネガティブなものかで、その先の生き方、学び方、暮らし方がかわることはみなさんにも想像がつくかと思います。これは「その子の努力や我慢が足りない」という自己責任なのでしょうか。
子育て・育児

子どもの個性を見分け、個性を伸ばす方法とは?-「違い」と「間違い」を混同しない向き合い方

子どもに対して、思い通りに行動してくれなくてイライラした経験はありませんか?「もっと積極的に行動してほしいのに・・・。」「友達と協調性をもって仲良く遊んでほしいのに・・・。」大人は、子どもが思い通りにならない、自分と価値基準の違う行動をとると、「この子は『間違っている』」と思いがちです。では、本当に子どもは「間違っている」のでしょうか?
子育て・育児

子どもが「自立する」に必要な3つのこと-「過干渉」な親や先生の下で育った子どもの危険

教育の目的は「子どもが自立した社会人」になることです。言い換えると、就職の環境が厳しくなっても、仕事がグローバル化しても、子どもが経済的・精神的・社会的に「自立」できるように成長することが、子ども教育の目的です。「過干渉」な親の下で育った子どもは、「口を空けてエサを待っているペンギン」や「ひな鳥を怖がるライオン」になってしまいます。
教育格差

日本の子どもの教育費の現状②-教育格差の原因は学校外教育にある

今回の記事では、「これからの社会を担う子どもの教育とお金のあり方とは?~すべての子どもたちが必要な教育を受けられるために~」と題して、2013年6月29日に東京都港区の日本財団ビルにて開催したフォーラムの内容の一部についてご紹介いたします。第一回目記事の続編となります。
子育て・育児

自立できない子ども?自立させない大人?-なぜ、子ども・若者の現状がこれほど深刻なのか

教育の目的は、子どもが「社会人として自立する」ことです。また自立とは、生活出来る経済力を持つという「経済的な自立」、社会の中で役割を持つという「社会的な自立」、仕事に生きがいを持つという「精神的な自立」からなっています。言うまでも無く家庭・学校・地域が各々役割を持っているわけですが、いずれも「自立させる」ための環境が決して良好ではありません。
災害・復興支援

今、石巻の子どもたちに起こっていること-勉強する場所がない、居場所がない、そして経済的な余裕もない

東日本大震災により、石巻市の子どもたちを取り巻く環境は劇的に変化しました。応急仮設住宅では約1万6000人、民間賃貸住宅では約1万3000人、合わせて約3万0000人の方々が今もなお不憫な生活を強いられています。仮設入居者以外にもたくさんいらっしゃいます。また、応急仮設住宅の多くが、公園や広場、多目的グラウンド等に建てられたことで、遊び場や運動する場が不足しています。
高等教育

大学の授業はつまらないのが当然?-大学全入時代に変わりゆく大学の姿とは

大学の授業が面白かったか、つまらなかったか、これは大きく意見の割れるところかと思います。「そもそも大学は研究機関なのだから」とか、「大学教授は研究が目的だから、教えることを強いること自体が無理」という意見も聞かれます。進学率は50%にも上り、望めば誰もが大学に進学できる大学全入時代が訪れました。大学の姿とは、どのようにあるべきなのでしょうか。
教育格差

日本の子どもの教育費の現状①-教育費は親が負担すべきが当たり前

今回の記事では、「これからの社会を担う子どもの教育とお金のあり方とは?~すべての子どもたちが必要な教育を受けられるために~」と題して、2013年6月29日に東京都港区の日本財団ビルにて開催したフォーラムの内容の一部についてご紹介いたします。日本の子どもの教育費の現状についてお話している部分になります。