社会的養護

ランドセルの寄付は迷惑?支援者と現場のミスマッチ-子どもを支援する前に知っていて欲しい実状

児童養護施設へのランドセルの寄付が話題になりました。社会的養護下の子どもへ支援を行なう過程の中で、企業や他NPO、個人の方からあらゆる支援の申し出を受けることがあります。しかし、ミスマッチが起こりやすかったり、提供数に対して希望数が少なかったりすることもあります。本記事では子どもを支援する前に知っていて欲しい実状をお伝えします。
キャリア教育・社会体験

日本と世界から見る子どもが将来なりたい職業とは?-子どもの憧れの職業が映し出す大人の姿

世界の国々での人気職業を見てみると国によって大きな違いがあります。そこから子ども達の心の中を垣間見ることが出来るのではないでしょうか。子ども達の感覚と感情はとても柔軟である一方、影響も当然受け易いものです。海外の様子を見るとその国における環境、教育、文化などの要素でなりたい職業は大きく変わっていくようです。
インドネシア

「グローバル人材」って一体何だろうか?②-グローバルだけなく、日本のローカルでも必要とされている!

様々な賛否両論を巻き起こしているブログ記事として、「ぼくのお父さんはボランティアに殺されました。」という記事があります。良かれと思って行う、一方的な支援は結果として、その地域性を壊し、関係性を減少させていくということが記載してあります。海外で活動するということについて考えていきます。
子育て・育児

子どもが夢を叶えるためのコミュニケーション-超一流スポーツ選手が子どもの頃に考えていたこと

昨年12月から、サッカーの本田圭祐選手のACミラン移籍がニュースを騒がせています。このニュースと一緒に、いくつかのテレビ番組で、本田圭祐選手の小学校時代の作文が紹介されていました。今回は、夢を叶えた人の子どもの頃の作文を参考にしながら、大人がどう子どもの夢の応を援したらよいのかを、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
イベント・プログラム

【イベント】元文部科学副大臣と考える、理想の学校教育のあり方とは?

学習塾が当たり前の時代になり、学校はどこまでを担うべきか。学校内で支援が必要と判断された児童生徒が18%にいたり、不登校や保健室通いの子どもたちも増えていると言われている中で、今の学校教育は果たして、理想の形なのでしょうか。元文部科学副大臣の鈴木寛氏と一緒に、子どものための理想の学校について考える会を開催します。
イベント・プログラム

【イベント】高校中退・大学ミスマッチは、本人だけの問題なんですか?-通信制高校と進路選択・指導の現場から考える本当に必要なこと

通信制高校に勤労学生が多いのは過去のこと。中退や不登校の経験者が大半を占め、ニートやフリーターになりやすい潜在的な層が多く在籍している 通信制高校では、2人に1人が進路未決定のまま卒業している事実をご存知でしょうか?今回のウェブマガジン「ひみつ基地」会議(Vol.2)では、この問題に挑み続ける若き二人の実践者をお招きします。
アウトリーチ

夜の街の子ども達に耳を傾けてわかったこと-小さな相談窓口ができることで広がる可能性

夜のコンビニの前や駅前・公園などでたむろしている若者たちがいたときにどんな印象を持ちますか。色んな声が聞こえてきそうですが、そのほとんどはポジティブなものではありません。しかし少し話をしてみれば、この悪い印象がイメージ先行の産物で、すごく表面的なものであることもすぐに分かります。
インドネシア

「グローバル人材」って一体何だろうか?①-就職するために“特別でないといけない”

平成24年度3月の東京大学の卒業式では、タフでグローバルな人材となることの重要性を濱田総長が何度も伝えるという場面がありました。これからの社会は変動性が高まり、多様性があり、グローバル社会になっていくと語っています。多様性であるという意味では、もっと多くの人と文化、環境レベルで違う中でそれらをすり合わせ乗り越えていく必要があります。
子どもの貧困

「日本に貧困の子どもなんて本当にいるのか?」と思っているアナタにまず知って欲しいこと-相対的貧困と絶対的貧困という2つの定義

2013年6月に「子どもの貧困対策法」が制定されて以降、「子どもの貧困」に関する話題は増えたように思います。「日本の子どもの貧困率は15.7%。約6人に1人が貧困」等といった言葉は、メディアでも頻繁に取り上げられています。「日本に貧困の子どもなんて本当にいるのか?」と思う方もいると思いますが、貧困には二種類の定義が存在します。
高校中退

2人に1人が進学も就職もしないまま卒業する―生徒数も学校数も増える通信制高校の課題と可能性(後編)

通信制高校が抱える「2人に1人が進路未決定のまま卒業する」という課題に対して取り組んでいるのが、NPO法人D×P(ディーピー)です。D×Pは、通信制高校と提携し、単位化したキャリア教育プログラム「クレッシェンド」という独自の授業を展開しています。通信制高校には課題もありますが、一方で、全日制高校のモデルにもなりうるような大きな可能性も秘めています。