岩切準

メンタルヘルス

学校再開後に急増する女子中学生・高校生の自殺-コロナ禍の10代女子の自殺者数が前年比4倍に

新型コロナウィルスの感染拡大により日常生活が大きく変わり、様々な場面で多くの人にこれまでにないストレス・精神的な負担が生じています。今回の記事では、厚生労働省が公表している自殺統計のデータをもとに、コロナ禍において、誰がその影響を大きく受けているのか考えます。
メンタルヘルス

コロナ禍における子どもへの心理的影響とは?-孤独感、自傷・暴力行為。小学生のストレス反応・症状が顕著。

新型コロナウィルスの感染拡大により、子どもを取り巻く環境は大きく変化し、子どもたちは今、強いストレスにさらされています。また、この影響は中長期的に続いていくことが懸念されます。今回の記事では、「国立成育医療研究センター」が実施したアンケートをもとに、コロナ禍における子どもの心理的影響についてお伝えしていきます。
給付・奨学金

スタディクーポン利用者を募集!東京の中3生の学習を支援-塾やオンライン学習等で利用できる10万円分のクーポンを無償提供

経済的困難を抱える子どもたちに対して学習塾や習い事等で利用できるスタディクーポンを提供している公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(東京都江東区/以下、CFC)は、2020年7月14日に新型コロナウイルスの影響を受け、経済状況の悪化した家庭の子どもたちに対する緊急支援を公表しました。
自然体験

逼迫する現場の状況と乖離する文科省「子供の自然体験活動推進事業」-新型コロナ対応として内容が疑問視される補正予算

新型コロナウィルス感染症対策を目的とした各省庁の補正予算について、事業内容や手続きに関して疑問を呈する報道が様々なメディアで行われています。今回の記事では、文部科学省が2020年度(令和2年度)補正予算事業(4.5億円)として行う「子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業」について、自然体験を行っている現場とかけ離れた内容になっている現状をお伝えします。
自然体験

新型コロナによる影響で存続の危機に直面する自然学校-被害総額は約18億円。6割超の団体が経営に影響。

国内外で環境教育を推進する公益社団法人日本環境教育フォーラム(JEEF)は、4月23日に共同緊急調査「新型コロナウイルス感染拡大に関する自然学校等への影響調査レポート」の結果を公表しました。調査結果によると、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、4月末までに自然学校等が中止・延期したプログラム・イベントの参加予定者数は、197,806人にのぼり、被害総額は約5億9,200万円となったことがわかりました。
イベント・プログラム

【参加者募集】小学生・中学生対象「2020年春休み・GW子どもキャンプ」全3コース

「関西教育旅行」株式会社が主催し、認定NPO法人「夢職人」が運営事務局を担っている「ネイチャーキッズ」では、小学生・中学生対象とした2020年3月春休み・5月ゴールデンウィーク期間に行う子どもキャンプの全3コースの募集を2020年1月17日より開始しました。「ネイチャーキッズ」では、全国各地で様々な体験活動を推進する団体と連携し、安心・安全なキャンプを第一に、旅行業に基づいた本格的な体験ができる多彩な教育キャンプを首都圏で提供しています。
不登校・ひきこもり

不登校の子どもに未だ「学校復帰」を目標とする「適応指導教室」-政策と現場が乖離する(学校)適応指導教室という実態

文部科学省は、不登校の子どもにたちに対して、「学校復帰」ではなく「社会的な自立」を目指した支援を行なうように繰り返し周知してきました。子どもが不登校になった際の候補として、各自治体が設置している教育支援センター(適応指導教室)やNPOなどの民間団体が設置しているフリースクールがあります。しかし、この自治体が設置している教育支援センター(適応指導教室)のあり方に疑問を抱く状況が生じています。どのような点が問題になっているのでしょうか?
児童虐待・マルトリートメント

子ども自身が児童虐待やマルトリートメントを知らないという危険-児童虐待の件数は過去最高!子ども本人からのSOSは約1%

平成30年度の児童相談所による児童虐待相談対応件数(速報値)は15万9850件で、過去最多を更新しました。児童相談所に寄せられる通告は、主に警察等(50%)、近隣知人(13%)、家族(7%)、学校等(7%)が行っているケースが多く、児童本人の通告は全体の約1%です。「私は虐待を受けている」と子ども自身が認識し、SOSを出すことができるようになるための取り組みをご紹介します。
イベント・プログラム

【参加者募集】小学生・中学生対象「2019年冬休み子どもキャンプ・スキーツアー」全3コース

「関西教育旅行」株式会社が主催し、認定NPO法人「夢職人」が運営事務局を担う「ネイチャーキッズ」では、小中学生を対象とした2019年冬休み期間に行う子どもキャンプ・スキーツアーの全3コースの募集を10月18日より開始しました。集合解散は首都圏(新宿・横浜・羽田空港など)となり、1道2県(北海道、長野県、神奈川県で実施)で3つの団体が子どもキャンプ・スキーツアーを提供します。
ボランティア

中学生・高校生のためのボランティアの探し方・選び方-ボランティアでミスマッチしないためのポイント

2020年度から始まる大学入試改革では「主体的に学ぶ態度」が重視されるようになり、ボランティアの経験の有無が、一つの評価項目にもなりえます。「ボランティアを始めてみよう!」と思っても、いろいろな種類のボランティアがあり、どのように選べばよいのか、迷ってしまうことはあると思います。どのような観点で探していけばよいのか、本記事を通してご紹介していきます。