こども食堂

こども食堂の知名度は8割超も、利用経験者は1割-こども食堂を利用したことがない3つの理由とは?

食事の前にいただきますをしている子ども

情報発信メディア「ママスタセレクト」は、「こども食堂」に関するアンケート調査の結果を公表しました。アンケートは2024年5月11日から5月12日の2日間にかけて実施され、子どもがいる方や妊娠中の方など742人から回答を得ました。

「こども食堂」は、NPO法人や民間団体、地域の団体などが運営し、無料または低額で食事を提供しています。アンケートでは、「知っているが、利用したことはない」と回答した人が全体の82.1%に達し、最も多い結果となりました。

。情報発信メディア「ママスタセレクト」では「こども食堂」についてのアンケートを実施

「知っているが、利用したことはない」理由として、以下の3つが挙げられました。

1.住んでいる地域にない、どこにあるかわからないから
「こども食堂の存在を見聞きしつつも、実際に身近にあるかどうかわからない」とのコメントが多く寄せられました。
・住んでいる地域にこども食堂がないから
・どこにあるのかわからない

2.利用の仕方がわからないから
「誰か使えるのかわからない」との声もあり、利用条件や利用時間がわからず躊躇する人もいます。
・利用してもいいのかわからないので
・どんな雰囲気か想像ができないから、行っていいのか躊躇って(ためらって)しまう
・誰が使えるのかわからないから

3.本当に困っている家庭に向けたものだと思うから
「食事に困っている人が利用するイメージ」「共働き家庭のお子さんのための場所というイメージ」があるなどして、条件に合わない自分は利用できないと考える人も少なくありませんでした。
・本当に困った人しか利用できないイメージがあるから
・シングル家庭や、病気がちの人が利用できるイメージがある
・金銭的に困って、食事さえもとるのが難しいときに利用するイメージ
・夜遅くまで働いている共働き家庭のお子さんのため、というイメージ

その一方で、「利用したことがある」と答えた人は全体の9.6%に留まりました。利用のきっかけは、「仲良しのママ友と一緒に参加した」「友人に誘われたから」など、周囲の人からの誘いが大きな理由でした。

ママスタセレクトは、大人も子どもも孤立せずコミュニティの中で支え合っていくため、こども食の役割は大きいとしつつ、物理的・心理的にハードルの高さを感じているママに利用を促進していくためには、更なる努力が必要であるとしています。

Author:Eduwell Journal 編集部
本記事は、岩切準が担当。Eduwell Journalでは、子どもや若者の支援に関する様々な情報を毎月ご紹介しています。子どもや若者の支援に関する教育や福祉などの各分野の実践家・専門家が記者となり、それぞれの現場から見えるリアルな状況や専門的な知見をお伝えしています。
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