投稿記事の一覧

少年犯罪

罪を犯した少年の社会復帰を支える法務教官とは?-保護者が実父母は3割前後。少年の親のような存在に

「法務教官」は、少年院に勤務する法務省の専門職員のことを指しています。罪を犯し、少年院に在院することになった少年たちにとって、非常に大事な存在です。学校で言うところの「担任の先生」にあたり、少年たちと一緒に生活を共にしながら、時には反発をされても見捨てず、根気強く見守っています。本記事では、少年院に入った後の生活の流れと、法務教官の仕事をご紹介していきます。
学校教員

新任教員が語る悩み!学校の教育現場のリアル(第五話)-実質的な残業を前提とした初任者研修

学校教員として新規採用されてから一年間の条件附採用期間の後、精神疾患を理由として依願退職した人の割合は、ここ数年で増加傾向にあります。「新任教員は学校現場でどのような苦悩を抱えているのか?」について、学校教員で勤務経験のある方にインタビューを行いました。最終話となる今回は、「初任者研修」について、お話を伺っていきました。学校教員の初任者研修のリアルを追っていきます。
政治・制度

貧困状態の子どもに立ちはだかる「10歳・小4の壁」-自治体に眠るビッグデータから読み解く「子どもの貧困」

2017年11月19日の「日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2017」において、家庭の経済格差が子どもの成長に与える影響についての調査結果が報告されました。今回の調査は、大阪府箕面市の「子ども成長見守りシステム」から得られたデータをもとに実施されました。経済的に困窮している家庭と、そうではない家庭の子どもがいつ、どのように差が生じるのかに関する、具体的な知見が得られました。
オルタナティブ教育

多様な教育の博覧会「エデュコレ」に行ってみた!-従来の枠組みにとらわれない新しい教育が一堂に会する

従来の教育の枠組みを超え、特徴的かつ魅力的な教育の取り組みが日本の各地で行われています。様々な教育への取り組みが一堂に会するイベント「エデュコレ」が11月12日に大阪で、11月26日に東京で開催されました。東京開催は今回が初となります。編集部は、早速取材にお伺いしました。当日は、教育に携わっている方、興味関心をもっている方が多数集まり、会場は熱気に溢れていました。
放課後

受験がないカナダの放課後の過ごし方-様々な体験から非認知能力を伸ばす放課後に

カナダでは「受験」や「受験勉強」という概念はなく、放課後の時間は子どもたちの遊びや、スポーツ、料理などの体験活動に当てている場合が多いです。大学に入学する上で、学校の成績に加えて、人間性も重要な評価の対象となります。学校外で過ごす時間は学校内で過ごす時間よりも長く、それらの時間をどのように過ごしていくかについては、子どもの成長を考えていくうえで重要な視点です。
学校教員

新任教員が語る悩み悩み!学校の教育現場のリアル(第四話)-テストの点数だけではない成績評価の難しさ

学校教員として新規採用されてから一年間の条件附採用期間の後、精神疾患を理由として依願退職した人の割合は、ここ数年で増加傾向にあります。「新任教員は学校現場でどのような苦悩を抱えているのか?」について、学校教員で勤務経験のある方にインタビューを行いました。第四話となる今回のテーマは「評価の難しさ」についです。先生たちは一体どのように子どもたちの評価を行っているのでしょうか?
教育格差

塾に行かなくても勉強できるんじゃないんですか?-「スタディクーポン」について代表者に聞いてみた!

2017年10月12日の文部科学省での記者会見をもって、教育格差解消に向け「スタディクーポン・イニシアティブ」がスタートしました。経済的な理由で塾に通えない高校受験生・中学3年生に対して、寄付金を原資にしたクーポンを提供する取り組みです。この取り組みに対し、賛同の声が聞かれる一方、「なぜ、塾に行く必要があるの?」など疑問も寄せられています。代表の今井氏にお話をお伺いしました。
オルタナティブ教育

子ども観や学び観を転換していく必要がある-多様な教育の博覧会「エデュコレ」主催・武田緑氏インタビュー(後編)

先駆的な教育を行っているのは海外だけではありません。従来の教育の枠組みを超え、特徴的かつ魅力的な教育の取り組みが日本の各地で行われています。一斉授業するだけが、教育ではありません。人の価値観や考え方が多様化している現在、教育の在り方ももっと多様かつ柔軟であるべきです。多様な教育の博覧会「エデュコレ」を主催している武田緑さんにお話を伺いました。
学校教員

新任教員が語る悩み!学校の教育現場のリアル(第三話)-どんな保護者でも「モンスターペアレント」になりえる

学校教員として新規採用されてから一年間の条件附採用期間の後、精神疾患を理由として依願退職した人の割合は、ここ数年で増加傾向にあります。「新任教員は学校現場でどのような苦悩を抱えているのか?」について、学校教員で勤務経験のある方にインタビューを行いました。第三話となる今回は、子どもの対応と同じくらい重要な「保護者対応」についてお話を伺っていきました。
就職・就労

ニートやフリーター、第二新卒・既卒から正社員になれる就職支援-学歴や職歴、未経験がハンデにならない就職活動

非正規雇用で働いている方や、前職を辞めてからブランクが空いてしまった方は、「正社員になりたい」という思いを持ちつつも、実際どのように就職活動を進めていけばいいかわからない、というのが本音です。現在、正社員の有効求人倍率は1.02倍となり、労働市場は「超」売り手市場と言われています。就職支援を実施している公共施設やサービスなどを、具体的にご紹介していきます。