「学校教育」に関する記事の一覧

学校教員

新任教員が語る悩み!学校の教育現場のリアル(第二話)-膨大な量の「ルール」や「マニュアル」に困惑

学校教員として新規採用されてから一年間の条件附採用期間の後、精神疾患を理由として依願退職した人の割合は、ここ数年で増加傾向にあります。「新任教員は学校現場でどのような苦悩を抱えているのか?」について、学校教員で勤務経験のある方にインタビューを行いました。第二話となる今回は、学校内の多すぎる「ルール」や「マニュアル」に焦点を当てて、お話を伺っていきました。
学校教員

新任教員が語る悩み!学校の教育現場のリアル(第一話)-いきなり繁忙期に!すぐに重要な「黄金期間」へ突入

4月は子どもたちの期待と不安と同じく、新任教員も期待と不安を同時抱えています。新規採用されてから一年間の条件附採用期間の後、精神疾患を理由として依願退職した人の割合は、ここ数年で増加傾向にあります。「新任教員は学校現場でどのような苦悩を抱えているのか?」について、学校教員で勤務経験のある方にインタビューを行いました。今回は「4月」という時期に焦点をあてていきました。
学校教員

広がらない学校教員の社会人採用・中途採用の現状-「学校」しか知らない先生ばかりで良いのか?

民間企業において「転職」は、自分のキャリアを形成していく上の一つの選択肢として、珍しいことではなくなっています。一方学校教育の中では、そのまま退職まで勤め上げる、という働き方が、まだ一般的である現状があります。「学校」しか知らない先生ばかりであることが、子どもにとって良いことなのでしょうか。「社会人採用」についてその現状や課題がどうなっているのか、お伝えしていきます。
初等教育

子どもの「スタディ・ライフ・バランス」も推進せよ!-勉強の効率化と「教育=学校」からの脱却で次の学びへ

2018年から創設される「キッズウィーク」。有給休暇がうまく取れずに、結局子どもの預け先を探さなければいけない状況も発生するのではという懸念もあります。子どもからすると長い夏休みの一部が削られ、キッズウィークの期間もどこかに預けられ、という状況は本末転倒です。子どもにとっての余暇の時間を削ることなく、充実させていくためにはどうしたらよいのか、本記事の中で考えていきます。
特別支援

子どもたちにエビデンスに基づいた特別支援教育を!③-方法や手段ではなく、データと成果でつながるチーム作り

「応用行動分析学(ABA)」という心理学に基づく方法論で、特別支援教育に取り組んでいる「とくしま支援モデル」。データと成果に基づき、根拠を示した上で特別支援教育に取り組んでいる点は、正に先進的と言えます。前編・中編に引き続き、「とくしま支援モデル」の中核を担う徳島県立総合教育センター特別支援・相談課班長の田中清章先生に、インタビューを通して伺いました。
特別支援

子どもたちにエビデンスに基づいた特別支援教育を!④-全てのはじまりは、教員10人の小さな研究会だった

田中清章先生へのインタビューの最終編です。現在は県全体の事業として取り組んでいる「とくしま支援モデル」ですが、始まりは「徳島ABA研究会」という小さな研究会でした。なぜ研究会が立ち上がったのか、県の事業となるまでにどのような経緯があったのか、創業期のエピソードは必見です。今後の「とくしま支援モデル」や特別支援教育の展望や、目指す未来についてもお話を伺っていきました。
特別支援

子どもたちにエビデンスに基づいた特別支援教育を!②-いじめや学級崩壊を防ぐ「スクールワイドPBS」を日本初導入

近年、特別な支援を要する子どもへの対応は、学校現場の急務な課題となっています。徳島県では、エビデンス(科学的根拠)に基づいた仕組みや成果を全国に発信しようと、現場と連携しながら様々な取り組みを行っており、県として日本で初めて「スクールワイドPBS」が導入されました。前編に続き、徳島県立総合教育センターの田中清章先生へのインタビューを通してご紹介していきます。
自然体験

学校教員だけで専門外の野外活動・自然体験を行ってはいけない-安全管理体制や知識・技術も不十分な実態

学校教育の一環として、野外活動・自然体験が行われるケースは珍しくありません。子どもにとっては楽しい野外活動・自然体験ですが、楽しさの裏側には一定のリスクが伴います。リスクを回避し、事故やケガを未然に防ぐためには、徹底した安全管理が必要です。しかし、学校の先生たちは、安全管理に対する知識や技術を十分に有しているのでしょうか?
特別支援

子どもたちにエビデンスに基づいた特別支援教育を!①-全国をリードする「とくしま支援モデル」とは?

近年、特別な支援を要する子どもの数は増加傾向にあり、学校現場でも、その対応が急務な課題となっています。そんな中、全国で先端的な特別支援教育のモデルを作り上げようとしている県があります。それが徳島県です。事業の中核を担う、徳島県立総合教育センターの田中清章先生へのインタビューを通して、徳島県の取り組みをご紹介していきます。
学校教員

学校教員・教師志望の大学生こそ学校外へ出よう!-学校教員・教師になってから苦労しないために必要なこと

学校教員・教師に求められるレベルは年々高まっており、それに伴い初任者に求められるレベルも上がっています。民間企業のように一定の研修期間などはなく、採用されてすぐに学級担任を任されることも少なくありません。様々な能力が求められる学校現場において活躍していくためには、教育実習が始まる頃ではなく、大学生の早い段階から準備を積み重ねていくことが不可欠です。