初等教育

土曜日に授業の「チャイム」を鳴らさせてはいけない!①-寺脇研氏(元文部省官僚・京都造形芸術大学教授)

2014年5月12日にNPO法人教育支援協会が主催した「今こそ、子どもたちの豊かな土曜日・放課後を創り出す!『土曜楽校全国会議』」のイベントレポートです。今回のイベントでは、元文部省官僚・京都造形芸術大学教授の寺脇研氏、NPO法人教育支援協会の吉田博彦氏が登壇し、これまでの学校における土曜日の変遷やこれからのあり方についてお話しされました。2号に渡ってのレポートの、第1号目です。
イベント・プログラム

【イベント】「ゲーム×学び合い」で教室に革命を 〜スターシャル林社長と考える、未来の学びのあり方。(第17回NPO法人D×P公開型勉強会)

勉強と聞くだけで嫌、学校が苦手、テストが怖い。学習意欲が持てず、自ら学ぼうという気持ちが起こらない。そんな子どもたちが増えています。本来、学びとは楽しいもの。ワクワクする学びの場をつくるには、どうしたらいいんでしょうか。本イベントでは未来の学びのありかたを、一緒に考えていきたいと思います。
アウトリーチ

家庭や学校に居場所を失くし、孤立する「難民高校生」-難民生活から売春・性的搾取や違法労働などの犯罪へ

「難民高校生」と聞いて、みなさんはどんな人を想像しますか?女子高校生サポートセンターColaboでは社会的に孤立し困窮状態にある少女の自立に向けたサポートを行っています。今回は、現在深刻な問題となっている「難民高校生」を取り巻く問題についてお伝えしたいと思います。
カナダ

受験戦争のないカナダの公教育とは?-個性・才能を伸ばし、不登校者も軽減!競争よりも共存を教える教育

不登校、引きこもり、発達障害、インクルージョン、就職困難、ニート、英語教育、メデイアリテラシー、グローバル人材育成などは、いずれも将来的に日本社会をより発展させていくために問題解決し前進していく必要のある課題です。カナダにももちろん社会問題もありますし、様々な取り組みが行われています。今後の日本に役立てられるような、カナダでの取り組みをご紹介します。
自然体験

夏休みを重要な学びの時間に!子ども向けキャンプのすすめ-自然体験活動にどんな教育効果があるのか?

夏休みを有効に過ごすための方法のひとつが、「子ども向けキャンプ」です。「子ども向けキャンプ」といっても、いろんな手法があります。簡易的な宿舎を使ったり共同調理による食事提供など、質素な衣食住空間を活用した屋外活動と広義的にとらえた方がしっくりきます。「子どもにとって、自然体験活動は良いことだ」とよく言われますが、どの部分がどう役に立つのでしょうか。
初等教育

いじめや不登校が急増する「中1ギャップ」-学制改革・小中一貫教育で本当に解消できるのか?

子どもは試行錯誤を繰り返しながら、色々な課題を乗り越えて成長していきます。特に課題にぶつかりやすいのは、幼稚園から小学校、小学校から中学校、中学校から高校とコミュニティ・環境が変わるタイミングです。特に中学1年生は思春期のはじまりの頃とも重なり、心理的・身体的にも不安定になりやすい時期となります。この時期に不登校やいじめといった問題が急増し、「中1ギャップ」と呼ばれています。
イベント・プログラム

【参加者募集】セールスフォースドットコムの就労支援プログラム「BizAcademy」-IT業界への就労を目指す若者を募集します!

先駆的な社会貢献(CSR)の取組みでも知られ、米Forbes誌にも3年連続「世界で最も革新的な企業」の第1位に選ばれているセールスフォース・ドットコム社が新たにIT業界への就労を目指す若者を対象とした就労支援プログラム"BizAcademy”をスタートさせました。お近くにお興味関心をお持ち頂けそうな方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご紹介ください。
イベント・プログラム

【イベント】仕事・働き方「イクメンを増やすために必要なのはイクボス?」-安藤哲也氏×宇佐美進典氏×森山誉恵氏

子どもを取り巻く問題について学ぶ第7回Child Issue Seminar。今回は子どもが育ちやすい社会を目指すために「働き方」「仕事の在り方」がどうあるべきかについて考えます。家族における仕事や家庭での男女の役割が変わりつつある中で、年齢・性別・立場も様々な3名が、「イクメン」について、そして男性の従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や上司「イクボス」について語り合います。
教育格差

オンライン教材・高度なITツールは格差をかえって拡げる?-格差下に置かれた子どもが必要としていること

今回の記事では、子どもへイベントやものの寄付などを行う際に気をつけて欲しいことの第二弾です。今回、ご紹介するのはその中でも多い、オンライン教材や高度の学習ツールの提供についてです。便利な反面、危険性もあります。特に格差下に置かれた子どもたちへの提供などの中で実際に起きていること・起きうる事についてご紹介します。
子育て・育児

過干渉・過保護な親にならないために大切にすべきこと-子どもの自立のために「見張る」ではなく「見守る」

今、大学受験や就活、婚活など様々な場面で介入する過干渉・過保護な親が増えているというような報道をたびたび目にするようになりました。子どものことを心配し、失敗や挫折をさせないように先回りしたり、子どもに代わって準備や段取り、意思決定するといった行為を良かれと思って行っているようです。過干渉・過保護な子ども達は、結果としてどのようになってしまうのでしょうか?