「両角達平」に関する記事の一覧

スウェーデン

グレタさんを生んだスウェーデンの若者参画社会-なぜ、社会が子ども・若者団体に投資しているのか?

スウェーデンの16歳の環境活動家のグレタ・トゥーンベリさん。彼女は2018年の夏から登校拒否をし、議会前に座り込む抗議活動を開始しました。たった1人で始めたストライキの元には次第に賛同者が現れ、世界中にムーブメントを引き起こしました。彼女の想いと行動により世界中の若者が立ち上がることになったのは疑いようがありませんが、彼女が育ったスウェーデン社会のあり方から、若者の社会参画について考えていきます。
放課後

なぜ、子どもの放課後プログラムが「学校化」するのか?-ユースワークの立場から考える学校教育と余暇の距離感

日本における子どもの放課後支援は、「放課後子ども教室」を文部科学省が、学童保育を厚生労働省が担当しています。海外の研究結果によれば、放課後の時間を有効活用し、良いプログラムを提供すべきだという意見もありますが、そもそも「放課後」とは何でしょうか。本記事を通して、放課後のあり方を考えていきたいと思います。
シチズンシップ教育

どうしたら日本で若手政治家が増えるのか?-18歳から投票ができるのに、同世代を代表する政治家がいない

2015年から18歳の若者が投票権を行使できるようになってから早4年が経ちました。日本では被選挙権は25歳からと、その年齢に開きがあります。被選挙権年齢が25歳からというのは世界の平均から比べると高く、2017年時点では30歳未満の国会議員は存在しません。どのようにすれば、日本で若手政治家が増えるのか、本記事を通して考えていきます。
スウェーデン

生涯学習社会スウェーデンを支える北欧の伝統「スタディーサークル」とは?(後編)-学びへの意欲には自由な時間が不可欠

教育の先進国として名高いスウェーデンは、生涯学習への参加率もEUでトップレベルです。背景に、大学までの学費が無償であることや、フォルクヘグスコーラなどがあげられますが、「スタディーサークル」の存在も大きくなっています。なぜ、スウェーデン社会は学びへの意欲が高いのか、学びの場に民主主義があるのかなどについて、「スウェーデン成人教育協会」のヨーラン・ヘルマン氏からお話を伺いました。
スウェーデン

生涯学習社会スウェーデンを支える北欧の伝統「スタディーサークル」とは?(中編)-政府が資金を援助!移民や難民の学びも支える

教育の先進国として名高いスウェーデンは、生涯学習への参加率もEUでトップレベルです。背景に、大学までの学費が無償であることや、フォルクヘグスコーラなどがあげられますが、「スタディーサークル」の存在も大きくなっています。「スタディーサークル」の社会的な位置づけや、運営していくための財源などについて、「スウェーデン成人教育協会」のヨーラン・ヘルマン氏からお話を伺っていきました。
スウェーデン

生涯学習社会スウェーデンを支える北欧の伝統「スタディーサークル」とは?(前編)-民主的にお互いに学び合うという場

教育の先進国として名高いスウェーデンは、生涯学習への参加率もEUでトップレベルです。背景に、大学までの学費が無償であることや、フォルクヘグスコーラなどがあげられますが、「スタディーサークル」の存在も大きくなっています。スタディーサークルは、「大人が自主的に作り上げる学びの場」という意味です。スウェーデンの社会の中でどのような役割を担っているのでしょうか。
シチズンシップ教育

若者の投票率80%超のスウェーデンが行う模擬選挙とは?(後編)-学校で政治的なイベントを推奨!生徒の抗議活動も民主主義の一つ

選挙の時期になると毎回、日本の若者の投票率の低さが話題となります。世界から見てもそれは顕著で、社会参加の意識の低さが現れていると言っても過言ではありません。政治に対しての関心を高めていくことは重要な課題ですが、そのヒントを得られるのがスウェーデンで行っている「模擬選挙」という取り組みです。スウェーデンの学生に、引き続きお話を伺っていきました。
シチズンシップ教育

若者の投票率80%超のスウェーデンが行う模擬選挙とは?(前編)-国や学校がサポートし、生徒が主導で行う「学校選挙」

選挙の時期になると毎回、日本の若者の投票率の低さが話題となります。世界から見てもそれは顕著で、社会参加の意識の低さが現れていると言っても過言ではありません。政治に対しての関心を高めていくことは重要な課題ですが、そのヒントを得られるのがスウェーデンで行っている「模擬選挙」という取り組みです。スウェーデンの学生に、引き続きお話を伺っていきました。
スウェーデン

スウェーデンのNPOが教える「いじめ」を撲滅する方法とは?(後編)-生徒や保護者、学校の教員、それぞれの立場からできること

学校教育の中で起こる「いじめ」の問題。「幸せな国」として名高い北欧のスウェーデンでも、いじめの問題は起こります。しかし国の法律で、いじめが起きた後の対処の計画を立てることが義務付けられていたり、いじめ防止に取り組む非営利団体が存在するなど、いじめ撲滅に向けてかなり力を入れています。今回はいじめ撲滅のために、生徒や保護者、学校の教員それぞれの立場からできることをお伝えします。
スウェーデン

スウェーデンのNPOが教える「いじめ」を撲滅する方法とは?(前編)-当事者がいじめ対策の計画を作り、PDCAサイクルをまわす!

学校教育の中で起こる「いじめ」の問題。「幸せな国」として名高い北欧のスウェーデンでも、いじめの問題は起こります。しかし国の法律で、いじめが起きた後の対処の計画を立てることが義務付けられていたり、いじめ防止に取り組む非営利団体が存在するなど、いじめ撲滅に向けてかなり力を入れています。スウェーデンのいじめ対応から、日本の教育が学ぶべき点があります。