海外に関する記事

放課後

世界の放課後から日本の放課後を考える(後編)-遊びの中で学ぶことを大切にしているフィンランド

前回はアメリカとカナダの放課後を紹介していきましたが、今回はフィンランドの放課後を見ていきます。日本の放課後と言えば、宿題や部活などの「やるべきこと」に追われ、子どもたちの自由な時間を確保しにくい現状があります。フィンランドは「学力が世界一」と、注目されることが多い国ですが「子どもは遊ぶのが仕事」という考え方のもとのびのびと遊ぶ時間も大事にしているようです。
放課後

世界の放課後から日本の放課後を考える(前編)-個を優先するアメリカとコミュニティの中で過ごすカナダ

誰しもが経験したことがある「放課後」。子どもたちが自由に使うことができる時間ですが、学校の宿題や塾、習い事に追われてしまい、疲弊してしまっている現状があることも確かです。他国にも「放課後」という時間は存在しますが、その時間のあり方や大切にしていることは、国によって違うようです。アメリカとカナダの放課後の過ごし方を見ていきながら、日本の放課後について考えていきます。
カナダ

「子どもの貧困」問題の解決を目指すカナダの若き首相-家庭の収入に応じて年間数十万円の児童手当の支給を開始

「子どもの貧困」は世界の他の国々の中でも、深刻な問題として認知され始めています。カナダでも子どもの貧困は深刻な問題となっていますが、その問題を解決するために、一人の若き首相が立ち上がりました。首相は子どもの貧困対策を重要視し、今年の7月に革新的な政策をスタートさせました。その政策や、カナダの教育システムから日本が学ぶべきこととは、どのようなことなのでしょうか?
保育・幼児教育

「レッジョ・エミリア・アプローチ」世界で最も革新的な幼児教育④-「何が子どもにとって最良の学びなのか」の問いかけと実践の蓄積

イタリア内にレッジョ・エミリアという人口16万人の小都市が存在します。この地でなされるレッジョ・エミリア・アプローチと呼ばれる幼児教育は「世界で最も革新的な幼児教育施設」とされ、成熟した創造性とオリジナリティ溢れる教育の源泉を求めて訪問者があとを絶ちません。今回では「対話」をキーワードにレッジョ・アプローチの手法から学ぶべき点をご紹介します。
保育・幼児教育

「レッジョ・エミリア・アプローチ」世界で最も革新的な幼児教育③-レッジョ・アプローチを支える地域の施設と仕組み

イタリア内にレッジョ・エミリアという人口16万人の小都市が存在します。この地でなされるレッジョ・エミリア・アプローチと呼ばれる幼児教育は「世界で最も革新的な幼児教育施設」とされ、成熟した創造性とオリジナリティ溢れる教育の源泉を求めて訪問者があとを絶ちません。今回は、レッジョ・エミリア・アプローチ(以下、レッジョ・アプローチ)を支える地域の様々な施設と仕組みをご紹介いたします。
保育・幼児教育

「レッジョ・エミリア・アプローチ」世界で最も革新的な幼児教育②-都市空間から共に学ぶ創造的な空間へ

イタリア内にレッジョ・エミリアという人口16万人の小都市が存在します。この地でなされるレッジョ・エミリア・アプローチと呼ばれる幼児教育は「世界で最も革新的な幼児教育施設」とされ、成熟した創造性とオリジナリティ溢れる教育の源泉を求めて訪問者があとを絶ちません。今回は、レッジョ・エミリア市の歴史と地域に視点をあて、その創造的な教育の源泉のありかを探求してみたいと思います。
保育・幼児教育

「レッジョ・エミリア・アプローチ」世界で最も革新的な幼児教育①-アートの創造的経験によって子どもの可能性を引き出す

イタリア内にレッジョ・エミリアという人口16万人の小都市が存在します。この地でなされるレッジョ・エミリア・アプローチと呼ばれる幼児教育は「世界で最も革新的な幼児教育施設」とされ、成熟した創造性とオリジナリティ溢れる教育の源泉を求めて訪問者があとを絶ちません。最大の特徴は、子ども、保育者、専門家(教育、アート)、親、地域の人々がアートを通して主体的に探求して学び合い、育ち合うことにあります。
カナダ

カナダの教員は、残業なし!副業OK!長期休みあり!-教師が地域社会でも活躍し、リアルな教育を提供する!

日本の制度と比べてカナダでは教員になるまでは時間がかかりますが、教員になってからの待遇や仕事環境は、日本よりもカナダの方が良い現状があります。そういった教育システムや、雇用制度の実現には多くの先生、地域の指導者、親・保護者も含めたくさんの方が並々ならぬ努力をしてきた背景がありました。今回は、歴史的な背景も踏まえながら実際に先生になってからの生活をご紹介します。
カナダ

すでに「チーム学校」を実現しているカナダの教育-教員が多様な経験を積み、各専門家が連携して支える

近年、文部科学省の中央教育審議会の部会では、「チーム学校」が検討されるようになりました。学校の職員全体に占める教員の割合は、アメリカで56%、イギリスで51%ですが、日本は82%となっており、非常にその割合が高くなっていることがわかります。今回は「チーム学校」をすでに実現させ、教員養成にも力を入れているカナダの状況について紹介いたします。
カナダ

ハードルも高いが質も高い!カナダの教員養成の仕組みとは?-幅広い知識と社会経験を重要視する採用育成

日本の学校教育をより良くしていくために教員養成のあり方は、欠かせない議論のテーマの一つです。学校で教える内容・方法が徐々に変わりつつある中、教師を育てていくための内容・方法も変化を求められています。日本の2014年度公立学校教員採用選考試験の競争倍率は、1994年度以降で最低を記録し、教員になろうという人も少なくなっているようです。他国の教員養成はどのようになっているのでしょうか?