「災害・復興支援」に関する記事の一覧

災害・復興支援

肩身の狭い思いをさせない!子どものための災害支援-「森のようちえん」や「プレーパーク」が支えたものとは?

地震や台風、大雨などの災害が発生した際、その場所で暮らしている子どもたちの気持ちや居場所の確保が、後回しになってしまうことがあります。学校、公園、児童館など、いつも過ごしていた場所が避難所などの場所になり、緊張状態で過ごす日々が続きます。そんな中、「森のようちえん」や「プレーパーク」が子どもたちの居場所として機能するように、避難所近くの緑地に設けた取り組みがあります。
寄付・チャリティー

「熊本地震」で被災した子ども達を支援しているNPO・NGO団体のまとめ-熊本地震災害支援寄付・募金先一覧

2016年4月14日以降に熊本や大分で相次いでいる「熊本地震」。地震の影響は大人だけでなく、子どもたちに対しても広がってきています。学習環境や機会の確保、被災しした子どもたちの心のケア、安心して過ごせる居場所づくりなど、課題は山積みです。そのような課題に対して、いち早く立ち上がった団体が複数あります。あなたにもできる支援を、一緒に始めてみませんか?
災害・復興支援

震災が“始まってから”5年、宮城県石巻市の子ども達の今-不登校率が減少する影で、深刻化する社会的孤立

2011年の東日本大震災や津波で甚大な被害を被った宮城県は、震災後の学校基本調査で不登校率が全国平均を大きく上回り、その後も増加傾向にありました。その中で、昨年に公表されたあるデータが、石巻市で大きな話題となっています。それは、石巻市における「不登校出現率」が小・中学校ともに、震災後初めて宮城県全体の平均を下回ったということです。一体、石巻市で何が起きているのでしょうか。
イベント・プログラム

調査データから被災地の「子どもの貧困」や教育格差の実態を明らかに-東日本大震災被災地・子ども教育白書2015

東日本大震災によって被災した家庭の子どもたちは、今、どのような状況にあり、何を必要としているのでしょうか?限られた資源で最大限の効果を上げる支援を行っていくうえでも、潜在化している課題を浮かび上がらせるためにも調査は不可欠です。公益社団法人「チャンス・フォー・チルドレン」では、東日本大震災の被災家庭2,338件へのアンケート調査結果をまとめた白書を2015年11月30日に発刊しました。
災害・復興支援

震災が”始まってから”四年半、集中復興期終了へカウントダウン-不登校出現率・就学援助率ともに上昇し続ける宮城県

2011年3月に発生した東日本大震災。被災地では、国の定める集中復興期の終了まで残り3ヶ月を切りました。いわゆる「復興予算」の打ち切りが始まり子ども支援に対する予算も少しずつ終わりがみえてきました。地震発生から四年半が経ち、子どもたちは以前のような生活に戻れたのでしょうか。今回は、四年半経ったいまの宮城県、そして石巻市のデータを元に現状をお伝えします。
災害・復興支援

震災による家庭の経済状況の悪化が子どもの教育・希望格差に-「被災地・子ども教育調査」中間結果レポート

2015年2月23日、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社東京本社にて「被災地・子ども教育調査」報告セミナーが開催されました。セミナーでは、東日本大震災で被災した子ども1,987名、保護者2,338名を調査対象とした「被災地・子ども教育調査」の分析結果の中間報告を行いました。本記事では、本セミナーで発表されたアンケート調査結果をレポートします。
災害・復興支援

震災から4年。支援の「受け手」から復興の「担い手」へ-「もう死にたい」を乗り越えて被災地に希望を灯す

東日本大震災から4年が経過しました。ある小学校の校長先生の言葉を借りるのであれば、「震災が”始まってから”」4年が経過したことになります。より根深い深刻な課題はいくつも横たわっていますが、その一方で子どもたち自身が支援の、復興の「担い手」に回りたいと思っていることは、あまり知られていません。彼らは今、どんな思いを抱えながら、生きているのでしょうか?
災害・復興支援

今もなお見えない不安が続く福島の親の心境とは?-静かにゆっくりと現実化していく子どもへの影響

次の3月11日で東日本大震災から4年が経ちます。福島県では75,440人の方が今もなお避難されており、そのうち45,934人の方が県外へ避難しています。今回の記事では、震災から4年を目前にした福島の子ども達や保護者の声をお伝えしたいと思います。主に原発事故直後に立ち上げた長期宿泊体験プログラム「ふくしまキッズ」の活動に参加経験のある子の親に現在の心境を聞きました。
災害・復興支援

震災が”始まってから”三年半、深刻化する子どもの孤立-2年連続で中学校の不登校出現率ワーストの宮城県

ある学校の校長先生がおっしゃった「震災が起きた日が3.11ではなく、震災が始まった日が3.11だ」という言葉をお借りするのであれば、2014年9月11日、震災が”始まってから”三年半となります。今回は、ちょうど1年前に取り上げた被災地・宮城県での不登校出現率を中心としながら、宮城県石巻市の子どもたちの今についてお伝えしたいと思います。
災害・復興支援

異常と日常の間で今も見えない不安に悩み・葛藤している!-福島の親と子どもの複雑な胸のうちとは?

東日本大震災が発生した後、筆者は福島第一原発事故の影響で屋外活動が制限されている福島県の子どもたちの支援を行ってきました。多様な体験や人とのコミュニケーションを作りだすことを目的とした子どもたちの「学びと育ち」を支援する教育事業を実施しています。その活動の中を通して、親御さんやお子さんの複雑な胸の内がわかってきました。